バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

9w3d 薬を飲まない妊婦生活スタート

ホルモン剤の服用が終わり、今日は初めて何も飲まない日。いつも携帯のタイマーが8時間ごとに薬の時間を教えてくれていたのですが、これも今日からありません。

ホルモン剤を飲まなくても妊娠が継続できるのか不安ですが、ここまできたらお腹の中の生命力を信じるしかありません。

ただ、お薬の服用がなくなって、随分精神的に楽になりました。1日外出するような用事や、薬を飲む/挿入する時間に予定が入る場合は、周りに気づかれずに薬を飲めるか、特にウトロゲスタンは膣挿入のため、薬の服用タイマーが鳴る時間にトイレに行ける環境にいなければなりません。そんなことを考えていると、予定を入れたり外出するのが億劫になっていました。でも、これからはそんな心配から解放されて自由に行動できそうです。

 

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9w2d お薬の服用終了

凍結胚盤胞移植前後から服用していたホルモン剤のプロギノバとウトロゲタンですが、不妊治療でお世話になった先生との最後の診察時に、9w2dでの服用をもって薬をやめるように指示を受けていました。その時の診察の様子はこちら↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

薬なしで果たして妊娠を継続できるのか不安は残りますが、こればかりはもう神様に任せるしかありません。きちんと栄養を取って、体調管理に気をつけて過ごしていこうと思います。

 

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9w0d 祝9週

私にとって妊娠9週を迎えることは、とても大きな意味を持っていました。

2015年に初めて妊娠した時、8w5dに行われた診察で流産宣告を受けました。妊娠3ヶ月に入った直後のことでした。当時の様子はこちらの記事に書いています↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

人生で、お腹の子が生きた状態で妊娠9週を迎えたことは一度もなかったので、こうしてお腹の赤ちゃんと一緒に9週を迎えられたことは、私にとって何よりの喜びです。今後もずっと妊娠が継続してくれるのを願うのみです。

 

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8w6d 2015年にお世話になった病院へ

8w6dは、2015年の最初の妊娠・流産でお世話になった病院での診察でした。

この病院へ診察予約を入れたのは、実はまだ私が妊娠6週の時で、流産の心配はあったけれど、私の担当医はうちの地区では人気の産科医なので早めの予約が必須。ということで、もし何かあった時は診察をキャンセルすればいいんだと言い聞かせ、勇気を出して病院に電話し、診察予約を入れました。

そして今日、無事に「妊婦」として診察日を迎えることができました。

先生は私のことを覚えていてくれて、体外受精を経て妊娠した旨を話すと、とても喜んでくれました。超音波検査で胎児の様子を確認、心拍も聞けました。主人も同行していたので、彼にとっては初めて聞く赤ちゃんの心臓の音。パパになる実感が湧いてきたのでは、と思います。

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その後、胎児スクリーニング検査(血液検査・超音波検査)についての説明がありました。血液検査は妊娠9週目から受けられるということで、翌日から採血可能だと言われました。そして超音波検査は、妊娠12週にあたる日を予約するように言われました。この二つの検査を総合評価して、ダウン症などの先天性の病気の有無を確認するとのこと。もし検査で異常が出れば他の検査を受けることになります。日本ではどうかわかりませんが、スペインではすべての妊婦さんに行われる検査のようです。

次回の妊婦健診は1ヶ月後。それまでエコーで赤ちゃんの様子が確認できないのは寂しいですが、4月中旬は4連休のイースター休暇があるので、お腹の赤ちゃんの生命力を信じ、ゆっくり休暇を楽しもうと思います。

 

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8w3d 「私」から「私たち」へ

お腹の赤ちゃんの心拍を確認できるようになってから、自分のことを単数形の「私(スペイン語: yo)」ではなく、赤ちゃんを含めて「私たち(スペイン語: nosotros)」という人称代名詞を使うようになりました。日本語だとあまり会話に大きな変化は見られませんが、スペイン語だと主語によって動詞、形容詞、名詞の形が変化するので、「私」と「私たち」では文章に大きな違いが見られます。だからなのかもしれませんが、スペイン語を話している時の方が、お腹の赤ちゃんの存在を意識している気がします。

まだまだ妊娠初期なので油断は禁物ですが、少しずつ妊婦であることを楽しんでいけたらと思います。

 

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BT39(8w2d) 実母に妊娠を報告

私たち夫婦は、お互いの家族に不妊治療のことは一切話していません。妊娠判定が出てからも、親族の誰にも妊娠の報告はしていませんでした。親族、特に両親への報告のタイミングは、早くても9週を過ぎてからにしたいと考えていました。それはやはり、最初の妊娠で流産宣告を受けたのが心拍確認後の8w5dの時で、流産したのが9週だったので、今回無事に9週過ぎたら両親だけには報告したいと考えていました。

そして今日、久しぶりに母とライン電話をしたのですが、ちょうど兄が実家に遊びに来て帰っていった直後だったようで、そこで嬉しい報告があったとのこと。それは、兄のお嫁さんが待望の第2子を妊娠したそうで、出産予定日が12月とのこと。それを聞いて、心の中では「ちなみに私は11月...」と口が滑りそうになりました。報告したいけれどまだ8週ちょっとで、また流産して悲しませてしまうのでは...と、ぐっと言いたいのを抑えてたわいもない会話を続けました。そして、じゃ〜また電話するね〜と最後の締めの時に、「ところでバルナはどうなの?」と何気なく聞いてくる母、しかも絶妙なタイミングで。もう言っちゃえ〜ということで、「お母さん、実はね、私今8週で、もうすぐ9週。もう少し経ってから報告しようと思ったんだけどさ。出産予定日は11月だよ」と報告しちゃいました。母はとても喜び、「今日は嬉しい知らせが2つも聞けて、お母さん嬉しいわ〜」と声が弾んでいました。母に、くれぐれも誰にも言わないようにと口止めすると、「大丈夫、大丈夫!お父さんにしか言わないから。」と早速私の意図を理解していない(笑)。うちの家族は(私も含め...笑)秘密を守れない人が多いので、今のところ私の妊娠は、母だけに留めておいてもらうことにしました。無事に9週過ぎたら、父や兄弟にも少しずつ報告していこうと思います。どうか、無事に9週が過ぎますように。

 

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BT37(8w0d) 妊娠8週

8週を迎えました。この時期から「胎芽」ではなく「胎児」と呼ぶそうです。ninaruという携帯アプリで、3ヶ月に入った記念として壁紙のダウンロードができました。

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実はこれ、2015年の最初の妊娠でもダウンロードしたことがあるので、無意識にその時の状況が頭によみがえってきました。そういえばあの時は3ヶ月に入った〜とすっかり安心していた頃に流産宣告を受けたんだよなぁ、と。今回この壁紙をダウンロードする時期が来て、なんとなく気が引き締まるというか、今度こそは無事に9週を迎えたいと心から願っているのです。

 

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BT36(7w6d) 習い事のメンバーとの食事会

今日は習い事のメンバーとの食事会がありました。予想通り、食事会の締めは発泡酒ワインで乾杯!マナーとして、お酒を飲まない人でも乾杯用に必ず一人一本グラスが配られ、ワインが注がれます。メンバーにはもちろん妊娠のことは伝えてないので、ワインが注がれるのを見ながら、どうやってこの場を逃れようか考えていました。みんなで乾杯し、メンバーがグラスを口に近づけるタイミングに合わせて私もグラスを口につけて飲んだふり。量の減らない私のワイングラスをおかしく思うメンバーは幸いいなかったので、無事に妊娠に気づかれることなく食事会を終えました。

妊娠初期はまだ周りの人全員に報告することができないので、こういうお酒を飲む場に居合わせるのはなんとなく気まずいですが、なんとか飲んだふりで乗り越えていきたいと思います。

 

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