バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

2m19d 夜が怖いと感じる

毎日息子のお世話であっという間に1日が過ぎていきますが、時々夜が来るのが怖いと感じる自分がいます。きちんと寝てくれるだろうか、私も寝られるだろうか、そんな不安があります。

最近息子はよく寝てくれるようになったものの、今度は私の寝つきが悪くなり、やっとうとうとしてきたなーと思った頃に次の授乳時間で息子がぐずり始める。そんなことが夜中に2、3回ほど繰り返され、熟睡できないまま朝を迎えることもしばしば。

ただ、きっともっと日が経てば息子も夜中ずっと寝るようになって、今のこの「夜が怖い」という気持ちも懐かしく思えるのかな、と前向きにとらえようと思っています。

 

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出産レポート

出産からほぼ3ヶ月経ってますが、自分への覚書としてアップします。

妊娠39w3dの10月30日に、帝王切開にて男の子を出産しました。

10月30日の朝、私立の保育園の見学を終え家に向かって歩いていると、「プチッ」と何かはじけるような音がして、もしや破水!?と疑いひとまず家にいた主人に電話。家に着いてトイレに行って確認したものの、破水している状況は確認できず。ただ、大事をとって病院で診てもらうよう主人に言われたので、電話して診察を予約。そして内診で破水が確認されたので、入院手続きをするように言われました。

ひとまず家に帰ってシャワーを浴びて、軽くご飯を食べた後、入院用バッグを持って病院へ。

入院したのがその日の14時ごろで、息子が生まれたのが同日21時ごろなので、想像していたよりも早く生まれました。その理由は、陣痛誘発中に私が発熱したからです。

入院後、破水したのはいいけれど、一向に陣痛が来なかったので、オキシトシンを投入して陣痛を誘発。4センチほどしか開かず、それでも4センチなら硬膜外麻酔を打てるとのことで無痛分娩に向けて準備スタート。ただ、そうこうしているうちに私が発熱。息子の心拍数に影響が出始め、このままでは命に関わるということで、緊急帝王切開が行われることに。まさかの展開にひどく動揺しましたが、我が子のためならと全てを受け入れ、手術室へ。幸い、最初の妊娠、流産、そして今回の妊娠の全てのプロセスを診てくれた先生がその時間帯勤務で、その先生から緊急帝王切開を告げられた時は、「この先生が言うんだから間違いない。全てを委ねよう」と思えました。また、帝王切開が行われている最中、常に先生の声が聞こえて、すごく安心したのを覚えています。

さて、息子が生まれて最初に私が聞いたのが、「体重何キロですか?」でした。生まれた息子を見て、なんだか大きいような気がしたからです。主人もその大きさにびっくりしていて、「3、7キロです」と言われた時には二人してびっくりしたのを覚えています。

そして生まれた直後、心肺機能に若干の異常が見られるということで息子は保育器へ(主人に聞いたところ、保育器には1時間いたかいないかほどだったそう)。私は麻酔が切れるまで病室には戻れず。カンガルーケアは赤ちゃんが生まれてから数時間以内にしたほうがいいと聞いていたので、待っている間「ちゃんと赤ちゃんおっぱい吸ってくれるかな…」と少し心配していました。が、そんな心配はいりませんでした。看護師さんに褒められるくらい息子は最初からおっぱいを上手に吸ってくれ、安心したのを覚えています(その後多々おっぱいトラブルに見舞われましたが、なんとか今でも母乳育児続いています)。

今回、緊急帝王切開となったお産ですが、息子が無事に生まれてきてくれたのでよかったです。

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2m18d モヤモヤからハッピーへ

最近の悩みは、息子の寝かしつけ。

息子は夜、添い乳じゃないと寝ない子で、生まれてから今まで添い乳で寝かしつけをしていたし、助産師さんにはそのように勧められていました。

この日は小児科医の診察があって、息子は添い乳じゃないと寝ない、おっぱいをおしゃぶり代わりにしている旨を話すと「あなたの職場復帰もあるから、タイミングを見ておしゃぶりを導入するように」と言われました。

診察後なんとなくモヤモヤ。本当に添い乳なしで寝られるのか、おしゃぶり嫌いな息子に無理やりおしゃぶりを導入する意味があるのか、自分の中で色々な気持ちを消化しきれずにいました。

が、その日の夜、ベッドで授乳後そのまま腕の中で息子をゆらゆらさせてたら、なんと息子が寝ていました!!!あれ、添い乳じゃないと寝ない子だったのに??というまさかの展開。寝ている息子をベッドに寝かし、私は嬉しすぎてなかなか寝付けず、次の授乳時間に…。息子におっぱいをあげて、さて今度はどう寝かしつけようかと思っていたら速攻でまた眠りに入ってくれました。その後また二時間おきの授乳が夜中に二、三回ありましたが同様にすんなりと夢の中へ。

今回のことで気づいたこと、それは息子を信じること。できないと決めつけるのではなく、少しずつやってみて、その時できなくても息子のペースに合わせてちょくちょくやってみること。きっと親が思っているより子供の能力は高いということを、今回の寝かしつけで実感しました。

あんなに手がかかる子だったのに、今は(今だけかもしれないけど)、とてもお世話しやすい子に成長中。母は嬉しいぞ。

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2m13d 息子は息子

無意識に他の子供と自分の子供を比べてしまう自分がいます。これは私自身が他人と比べる癖がついているからだと思うのですが、周りのスペイン人ベビーちゃんはお目目クリクリで、肌も白くて、みんなとっても可愛い。それに比べてうちの子は…おそらく現地の人にとっては(私に似て)アジアンな息子は可愛く見えるようですが、スペイン人ベビーの可愛さに圧倒され気味な私。また、手のかからない赤ちゃんの話を聞くと羨ましく思ったり。

息子は平均以上の成長を見せていて、2ヶ月検診では体重6、5キロ、身長62、5cmとかなり大きめ。ボディースーツは6ヶ月用でもぴっちり…汗 他の赤ちゃんの小さくて可愛い姿に憧れつつ、生まれてからこれまで鼻水ぐらいでもっぱら元気なのは、やはり体格の影響も大きいかなと思います。さすがに重たくて日々腰をいたわりながらの抱っこだけれど、やっと最近我が子が可愛いなーと思えてきたのです。だからタイトルにも書いたように、「息子は息子」、他人の子と比べてどうとかではなく、可愛いと思えればそれでいいのです。そして、他人と比べるのではなく、昨日の息子と比べて今日の息子はどうかという基準で息子の成長を見つめていければと思います。

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2m6d ベビージム購入

息子は生後2カ月に入ってから、色のはっきりしたものを凝視するようになり、また、足も上下に激しく動かすようになりました。以前から、「これはいいよ」と子持ちの同僚から勧められていたベビージムをクリスマスシーズンに買うことにしました。

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スペインでは、12月24日の夜に来るサンタクロースのほかに、3人の王様(レジェス)が1月5日の夜にプレゼントを持ってくると言われていて、このベビージムは息子への初めてのレジェスからのクリスマスプレゼントにしました。

結果、買って大正解。上にぶら下がるものを凝視したり、足でピアノを蹴ったり楽しそうに遊んでいます。そのうちぶら下がっているおもちゃ達を取ろうと手を伸ばして遊んでいる姿が見れる日も近そうです。

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2m6d 一番は自分:育児の優先順位について

今日は左のおっぱいにしこりのようなものを感じ、急遽病院に行ってきました。結果、特に心配するような事ではなかったのですが、今日書きたい内容はその診察での出来事。

かかりつけの助産師さんにおっぱいのしこりを診てもらっているときに、母乳のことや育児のことを聞かれたので、ちょっとストレスが溜まってることを話そうと口を開いたとたん、声よりも先に涙が溢れ出てきました。私はそのとき初めて、自分でも想像できないくらいのストレスを溜めていたことに気づきました。

助産師さんには、「一番大切にしなければならないのは、赤ちゃんじゃなくてあなた自身よ。あなたがいい気分でいられれば、赤ちゃんだって自然といい気分でいられる。だから優先順位を間違ってはダメ。」

私はそれまで赤ちゃんのお世話ばかりに必死で、自分のケアは後回し。自分のことを犠牲にして育児に取り組むべきだと勝手に思っていましたが、それじゃダメなんだと気づきました。

せっかく授かった命、無事に生まれてきてくれたのにその子のお世話を楽しめていないなんて悲しいと思っていたものの、どうすればいいかの分からず。助産師さんと話して気づいたのは、私は「孤独」を感じていたこと。特に夜間の授乳対応は、完母だから当たり前だけど私のみ。主人は隣でぐーすか寝ているのですが(息子が泣いていても熟睡できる人)、夜間の授乳が3回以上になる日はさすがにぐったり。そんな状況でぐっすり眠っている主人を見ると、「なんで私だけこんな大変な思いをしているんだ?」と気づかないうちに一人で苦しんでいたんだと思います。

診察後、心がすっきりしたおかげで、息子にも主人にも笑顔で接することができ、私が勝手に一人で苦しんでいたことを主人に話し、サポートをお願いしました。

「夫婦」から「家族」になるにあたって、きちんとお互いの思いを言葉で伝える必要があると実感した1日になりました。また、なによりも自分を大切にして息子のお世話にあたろうと思います。

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2m3d 2018年

年が明けました。

スペイン恒例の0時の鐘に合わせてぶどうを12粒食べる風習は、主人に起こしてもらってなんとかできました。スペインに住んでいると年末年始って感じがしないですが(スペインのクリスマスは1月6日まで続きます)、さらにそこに赤ちゃんのお世話が入ると、行事系はほぼ無縁な生活。生後2カ月じゃサンタさんやクリスマスプレゼントがどういうものかわからないし、今回は特にクリスマスの飾り付けもクリスマスプレゼントも準備しませんでした。

2018年は、常に息子のことを考えて過ごす一年になると思います。「夫婦」から「家族」へとうまく移行できるよう、主人とのコミュニケーションをしっかり取っていかなくてはと思います。

 

息子の成長記録:添い寝ベッドで寝たのは退院直後の数日ほどで、これまでずっと夫婦のベッドで寝ていましたが(人肌が恋しいよう)、生後2カ月を迎えて、夜中の授乳後添い寝ベッドで寝かせると寝てくれるようになりました。ただ、寝かしつけはいまだに添い乳&夫婦のベッドで。

また、コリックの症状も改善して、夜中のギャン泣き率が減り、夫婦交替でギャン泣き息子をあやすことはなくなりました。ガス抜きも少しずつ上手になってきました。今後の課題は、息子が起きているときに何をするか。今のところ午前中は、30分ほどベビーカーで散歩に連れ出し(ベビーカーの中で寝ちゃうけど)、絵本の読み聞かせ、くらいしかなく、午後は結構ぐずるのであやして夜の寝る時間になるという感じです。もっと色々刺激を与えるようなことをしたいけど、まだ息子が小さいからやれることも限られます。このブログを読んでいる方にアイデアをいただけたらと思います。

 

さて、2018年もこのブログの更新を続ける予定なので読んで頂ければと思います。今年もよろしくお願いします😊

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2m1d 今年を振り返る

2017年が終わろうとしています。今年は私にとって濃い一年となりました。人工授精から体外受精に切り替えて、採卵、胚移植、そして妊娠、出産、育児と人生で一度経験するかしないかという一大イベントを一気に経験しました。

来年は、職場復帰とともに育児との両立をどうするか色々と悩むこともありますが、その時その時で最善の選択していければと思います。

息子がまだ小さいので、年末年始の予定は特にありませんが、息子と散歩したり、一緒の時間を楽しめたらと思います。

みなさま、よいお年をお迎えください。

 

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