バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

妊娠回想記:ママになる不安

今までのライフスタイルは、主人と二人の生活だったからできたようなもの。

仕事をしながら空いている時間は趣味の語学の勉強に充てたり、友達とお茶したりショッピングしたり。でも子供を持つってことは、こういった時間がなくなるってことなのかな?今の生活が180度変わってしまうのかな?ママになるってことは自分のやりたいことをすべて諦めて、子供に尽くすってことなのかな?そんな覚悟ができない私はママ失格なのかな?と、ただでさえ妊娠初期は情緒不安定なのに、マイナス思考が脳を支配し、ママになる不安が大きくなりました。

ママになるということ、私は必要以上に重く考えていたんだと思います。ママになることへの責任・犠牲といったマイナス面ばかりに焦点がいって、それを受け入れられない私はママ失格と自分を責め、肝心のママになる喜びを忘れていました。それに、ママになるからといって今までのライフスタイルをガラリと変える必要はないし、ママになってもパパや周りのサポートがあれば、友達とお茶したり語学の勉強だって続けられる。本当、考え過ぎていました。

結局流産してしまったわけですが、これがきっかけで命の大切さや人間が生まれる奇跡を身を持って学ぶことができたのは事実だし、妊娠前にやりたかったことを流産後にやることもできました。主人と念願のイギリス旅行に行って、スペイン語検定試験を受けて、お寿司も生ハムもたくさん食べて、お酒も満足いくまで飲みました。

今は後悔なく、いつでもママになれそうです。

 

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