バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

D18 移植日 BT(胚盤胞移植)0

本日、移植日となりました。

仕事を早退し、同僚の付き添いのもと病院に行きました。病院に着いて化粧を落とし、手術室のある2階に向かいました。同僚は待合室で待機。

手術待機室に入り、採卵日の時と同じように手術着とキャップ、靴下を履いて先生が来るのを待ちました。ちょっと経ってから先生が来て、

胚盤胞、きれいなのができてるよー」と印刷された用紙を見せられてびっくり!!なんと胚盤胞が2つ写っていたのです。

「あれ先生、移植する胚盤胞は1つにすることになったはずじゃ?」

「あ、そうだったっけ?あぁ、そうだそうだ。じゃ1つはもう一回凍結しておくね」

って簡単に解決。融解後にまた凍結ってできるんですね(この話を付き添ってくれた同僚に話したら、「お肉を一回解凍したら再冷凍はできないのに、人間胚はできるのね」と笑っていました)。

融解された2つの胚盤胞を見た瞬間、やっぱり胚盤胞を2つお迎えするのが私の「運命」なのかもしれないと本気で思いました。そのことは過去の記事に書いています。

"どこかで「双子の育児」が私の運命のような、そんな錯覚を覚えることがあります。これは憧れという軽い気持ちではなく、あたかも決まっていたようなそんな感覚です。"

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

でもそれと同時に、これが「運命」ではなく運命の「いたずら」だったら?とも思ったのです。だからすごく迷ったけれど、今回は胚盤胞1つだけをお迎えすることにしました。でも、もし仮に今回の移植がうまくいかなければ、次の移植は胚盤胞2つでお願いしようと思っています。

<今回移植された胚盤胞

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さて、当日は移植の1、2時間前から尿を溜めるように指示されていたのですが、いったいどれくらい溜めたらいいのかわからなくて、ネットで調べると尿を溜めすぎてお腹がパンパンで痛かったとか、溜めすぎて移植後に管で尿を出してもらったとか書いてあったので、私は尿意を感じる程度に抑えておいて、足りなければ病院でなんらかの指示があるだろうと考えて行きました。そして手術室で、エコー担当の看護師さんに尿の量を確認したら、「ちゃんと子宮見えているから大丈夫よ」と言ってもらえました。

移植は全く痛みもなく、10分たらずで終わりました。移植後はベッドの上で20分ほど仰向けの状態で待ち、その後着替えて待機室を後にしました。

移植を終えて同僚のいる待合室に向かう頃には主人も病院に着いていて、付き添ってくれた同僚に別れを告げ、主人と一緒に帰宅しました。

無事に胚移植を迎えられてよかった、これが率直な感想です。今回の胚移植で妊娠できるかどうかわからないけれど、今の私にできることは今回迎えた胚盤胞ちゃんの生命力を信じて、判定日まで「待つ」ことです。

 

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