バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

19w2d 移植胚を一つにしてよかった、と今は思う

タイトルの通りです。今妊娠して思うのは、「移植胚を1つにしてよかった」です。

体外受精をすると決めてから、主人との事前の話し合いでは移植胚を2つ戻す予定でした。それはこちらの記事にも書いています↓

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ただ、多胎のリスクなどを考慮し、移植日前に先生に再度話を聞きに行った結果、胚移植は1つにする、という結論に至りました。それは、1.胚盤胞の質がよかったこと、2.私がまだ若いということが要因です。

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そして、移植日当日。私の最終決断(移植胚は1つ)がラボラトリーチームにうまく伝わっていなかったようで、胚盤胞が2つ融解されるという思わぬ事態が起こり、胚盤胞を2つお迎えするのが私の「運命」なのかもしれないと当時は本気で思いましたが、同時にこれが「運命」ではなく運命の「いたずら」だったら?とも思い、最終決断通り、移植胚1つでお願いしました。

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今だから言えますが、あの時本当に移植胚を1つにしていてよかった。それは、妊娠10週で不正出血ののち前置胎盤が発覚して休職になり、現在も休職続行中。ここは日本ではなくスペインとはいえ、会社や同僚に迷惑をかけてしまっていることが申し訳なくて、でも妊娠だからしょうがないと割り切って、この休職時期を楽しめている自分もいます。ただ、もしこれが双子を妊娠したことで起こっているとしたら...と考えると、きっと私は移植日当日に移植胚を2つにした自分を恨んでいると思います。

もちろん、移植胚数はその時のカップルの年齢や不妊治療期間によってだいぶ左右されるので、一概に1つがいいとは言えませんが、私たち夫婦のようにまだ年齢も若く、治療日数も1年超えていない場合は、経済的な問題はあるにしろ、最初は移植胚1つで臨むのがいいのではないかと思います。移植胚数を決めるにあたって、私の中では「移植胚は2つ!」と決めていた時(早く妊娠したいという気持ちが強かったので)、担当医の意見はもちろんですが、周りの友人数人に相談して、誰もが「1つの方がいいのでは?」とアドバイスをくれたことに、今では感謝しています。

 

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