バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

三歳児のクリスマスに気をつけたこと

スペインは12月24日から1月6日まで"クリスマス"が続くので、年末年始の雰囲気なく2021年に突入。3歳になった息子は「プレゼント」という概念はわかるけれど、「サンタクロース」とか、スペイン版サンタクロースの「3人の王様」が来てクリスマスプレゼントを置いていくということはまだ理解できていない様子。

ということで、今回クリスマスを迎えるにあたって気をつけたのが、息子へのプレゼントの量。クリスマスだし、たくさんあげたくなってしまう気持ちはもちろんありますが、小さいうちから大量のクリスマスプレゼントに慣れさせたくなったので、私たち親からのプレゼントの量を調整しようということになりました。

そして買ったのは、こちら。カタルーニャ州黄色い救急車救急車の絵本

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1月6日の朝に渡すスペイン版サンタクロース「3人の王様」からのクリスマスプレゼントとして渡しました。個人的には質素なクリスマスプレゼントになってしまったと感じましたが、息子は大喜び。

ちなみに12月25日の朝はというと、スペイン南部に住む主人の友人から届いたものを渡すことに。息子の大好きなカーズの絵が描かれた毛布と、ショベルカー&クレーン車に関する絵本。

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それ以外にも周りからクリスマスプレゼントをもらったので、やはり親からのプレゼントの量を調整しておいてよかったです。

2020年を振り返る

コロナで多くの人にとって大変な一年になった2020年。私にとっても、辛い経験の方が多い年になりましたが、それでも断乳ではなく、卒乳で授乳ライフを終えられたのは、深い喜びとなりました。

 

悲しかった出来事

・息子を連れての日本への里帰りキャンセル

・4月に再開したかった不妊治療断念

・今夏の流産

スペインで3月中旬にロックダウンが始まり、3月下旬に予定していた日本への里帰りはもちろんキャンセル…家から一歩も出られない生活、特に息子は6週間一度も外に出られない生活を送りました。そして、里帰り後に不妊治療再開と思っていましたが、もちろんロックダウンで叶わず…ロックダウンから解放された7月に自然妊娠したものの、6週で流産。

 

嬉しかった出来事

・自然妊娠

帝王切開の内部の傷口を塞ぐ手術が受けられた!

・卒乳

流産してしまったものの、自然妊娠できたのは嬉しいこと。この自然妊娠がなかったら、不妊治療再開してただろうし(すでに不妊治療の病院で診察受けて、さぁ来週から治療始めるってところまで来てました)、2000€払って妊娠して、実は子宮(帝王切開の傷口)がまだ塞がってなかった、さーどうしよう?となって、赤ちゃんが未熟児のまま、強制的に帝王切開で取り出さなければならなくなっていたかもしれないと考えると恐ろしいです。

流産がきっかけで子宮が塞がってないことがわかり、コロナ禍でその傷口を塞ぐ手術が本当に受けられるのか直前までわからなかったけれど、無事に2020年終わる前に受けられたのはよかったです。

そして、私の人生で最も辛い経験でもあり深い喜びを味わえた授乳ライフを、「卒乳」という形で終えられたのは、母としてとても幸せな経験でした。

第二子を一心に求めた2020年。それが叶わなくて残念ではあるけれど、自分の中にあった第二子妊娠・出産の焦りから解放されて、息子との時間、主人との時間を思いっきり楽しめた一年になりました。

来年も私らしく、悩んだり楽しんだりしていきたいと思います。

みなさま、よいお年を。

追記(2021/1/27):嬉しかった出来事の中に、「息子の第一希望の幼稚園に入園決定!」を入れ忘れてしまいました。学区内で1番の人気校、しかも公立なのでもちろん学費無料。9年間通うことになるので、無事に第一希望校に入れてよかったです。

手術後の生理状況

2020年11月2日に手術を受けてから1週間後、周期通り生理が来ました。その時は、思ったより身体は手術の影響受けていないんだなと思っていましたが、今回2回目の生理が来て、その考えを改めました。

最初の数日間は少量の出血で、その後二日間は結構な量+生理痛。当たり前だけど、やはり身体は影響受けていました。手術から6ヶ月は妊娠できない、その意味を身をもって実感した生理期間でした。

私の手術からほぼ1ヶ月経過

帝王切開内部の傷口を塞ぐ手術が行われてから約1ヶ月。術後の経過は順調で、もう少ししたら運動も腹筋もできるとのこと。

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執刀医との術後検診は12月30日に予約。その時にエコーも行われるので、内部の傷口の様子も確認できると思います。

手術を受ける前は、第二子妊娠・出産が一生叶わないんじゃないかと思うくらい、遠くに感じていましたが、手術を終えた今、あとは6ヶ月経つのを待つだけ。そうなると、ふと今の環境を振り返り、息子が大きくなったことで旦那も私も自分時間が持てるようになり、第二子生まれたら、またあの地獄のような日々に戻るのはちょっと勇気がいるね、と夫婦で話していたところ。。。そんなこと言いつつも、やっぱり欲しくなるんだろうな、二人目。

私の腹腔鏡手術から1週間:抜糸

11月2日に、帝王切開内部の傷口をふさぐために腹腔鏡手術を受けてから1週間が経過。

手術の様子はこちら↓

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抜糸のため、婦人科医の診察を受けてきました。抜糸をしてくれたのは、帝王切開内部の傷口が塞がっていないことを見つけてくれた、いってみれば命の恩人の先生。

抜糸は少し痛かったけれど、終わってから先生に「次会うのは、私が妊娠をした時ですね。楽しみにしています」と告げその場を後にしました。

これから6ヶ月間妊娠はできませんが、それまでの間、お寿司食べたり生ハム食べたり、お酒飲んだり、妊婦ではできないこといっぱいやっていきたいと思います。

私の手術無事終了

自然妊娠、流産によって偶然見つかった帝王切開内部の傷口の異常。

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コロナ感染者が増える中で、直前で手術延期などになったりしないだろうかと不安でしたが、無事に一昨日手術が受けられました。

手術時間はおよそ3時間ほど。全身麻酔で行われ、手術初日は尿道カテーテルをつけて就寝。痛みは、薬のおかげでなんとかなっていますが、くしゃみや咳をすると痛いので、それがやっかい。

息子は、初めてママなしで過ごした夜、パパと一緒に問題なく寝てくれたようでよかったです。

今回病院への付き添いを友人Aに頼み、夜は友人Bに来てもらって病院で一緒に一泊してもらいました。

今は退院して、家でゆっくり過ごしています。今はとにかく息子のことはすべて旦那に任せて、ゆっくりしようと思います。

手術後に処方された血栓症予防の自己注射。久しぶりの自己注射、やっぱり慣れないなぁ。術後10日間、頑張って注射します!

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祝 息子3歳

今日で息子は3歳になりました。

息子1歳の誕生日記事はこちら↓

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息子2歳の誕生日記事はこちら↓

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息子が生まれた日の3年前、私はある保育園(のちに息子の保育園となりました)の見学をしていて、見学を終え保育園を出た後すぐに破水し、病院に行く運びとなりました。

出産レポートはこちら↓

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あれから3年、息子が健康でいられるのは、他でもない私たち夫婦がここまで頑張ってきたから。まだまだ新米の私たちだけれど、これからも息子に愛情いっぱい注いで育てていこうと思います。

息子よ、お誕生日おめでとう!

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息子、発熱でPCR検査(陰性)

幼稚園が始まって2週間ちょっと、やっぱり来ました息子の体調不良。

季節の変わり目で急に寒くなったり暑くなったり、大人でも体調崩すくらいなので、子供なら尚更。

水曜日の午後、幼稚園に迎えに行ったら顔が真っ赤。木曜日の朝は熱という熱はなかったけれど、こんなご時世なので幼稚園はおやすみ。その後様子を見ていたらやはり午後に発熱。金曜日に病院に連れて行き、熱が出た旨を話すとその場でPCR検査となりました。結果、陰性でしたが、日曜日の現在も微熱は続いています。

体調不良に伴って、息子の機嫌も悪く、ここ数日、夜は何度も起きては泣き、久しぶりに抱っこ紐を使って抱っこして落ち着かせたりしました。まるで息子が赤ちゃん期に戻ったようで、懐かしくもあり、でもやっぱり今の息子の重さを抱っこするのは体に堪えると実感したり...。

息子の人生でこんなに長引いた体調不良はないので心配ではありますが、コロナではないので、ゆっくり様子を見ていきたいと思います。

がんばれー息子!