バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

二人目不妊治療: BT7〜BT9の症状や思ったことなど

BT7 辛いものが食べたくなる。食欲が増す。

   フライング検査(午前)うっすらと二重線(陽性)が見えてくる。

   フライング検査(午後) 陰性

BT8    食欲増進。やけ食いかも...。

   フライング検査(午前) 陰性

BT9 妊娠していないことを受け入れようと、必死に向き合う。

   フライング検査(午前) 陰性

まだ判定日まで数日あるけれどきっとだめだろうなと、現実を受け止める準備をしなければと自分に言い聞かせています。

次がある。

二人目不妊治療: BT0〜BT6の症状・フライング検査状況

凍結胚盤胞移植を終えてから感じた症状などをまとめてみました。

BT0 お腹にピリピリと電流が走る感覚。

BT1 頭痛(おそらく自己注射したProlutex(プロルテックス)の副作用)。茶オリ。

BT2 左卵巣付近のピリピリ。乳輪のかゆみ。

BT3 胸の痛み、なんとなく浮かない感じ。

BT4 胸の痛み

BT5 胸の痛みに慣れてくる。

        おりもの(もしや生理が来るのでは...)。夜中に不正出血の夢を見る...

  フライング検査 陰性

BT6 右卵巣付近のピリピリ。

  フライング検査 陰性 

毎日暇さえあれば、「凍結胚盤胞移植 症状」で検索してしまうので、なるべく考えないようにNetflixでドラマ見て気を紛らわせています。

二人目不妊治療 BT0 Prolutex(プロルテックス)自己注射開始

凍結胚盤胞移植当日の夜から、Prolutex(プロルテックス)という黄体ホルモン(プロゲステロン)の自己注射を始めました。移植前から飲んでいた薬と膣錠(プロゲステロン)も引き続き使用します。

自己注射を始めることになった経緯はこちら↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

Prolutex(プロルテックス) 14日分128,51ユーロ

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注射針1本 0,50ユーロ 細い皮下注射針1本 0,13ユーロ

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日本語ではProlutex(プロルテックス)体験談が見つからなかったので、スペイン語で検索してみると、「痛い」の文字が...。すでにそれでびびってしまった私。ただ、実際に自己注射してみると、注射針の痛みはほとんどなく、これなら2週間無理なく続けられそうです。ただ、打ってからちょっと経つと、薬が入った場所を押すと痛いので、お腹周りのゆるいズボンが必須です。

www.youtube.com

二人目不妊治療 D17 凍結胚盤胞移植BT0

凍結胚盤胞移植当日、病院に指定された時刻の13時に到着し、13時半の凍結胚盤胞移植を待ちました。

ドクターが他の患者の対応で少し遅れたものの、無事に移植を終え、息子の幼稚園が終わる頃には家に戻ることができました(息子の同級生のママに、万が一遅れたらお迎えよろしくと頼めたのは心強かったです)。

移植を待っている間、この病室で待機。ホテルのように綺麗でびっくりしました。
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そして培養士さんが来て、「質のいい胚盤胞よ」と融解された胚盤胞を見せてくれました。
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2017年のたまごさん、おかえり。息子と同じ時に採れた胚盤胞をやっとお迎えすることができました。

ここまで辿り着くまでに長い道のりでした。

2020年3月の日本への里帰りを終えたら、本格的に二人目をと考えていた矢先のコロナで、全てが止まった数ヶ月。ロックダウンが緩和された2020年7月、不妊治療病院での診察を終え、さぁ本格的に不妊治療始めようと思った矢先の自然妊娠。喜びもつかの間、妊娠6週で流産。さぁ生理2回待って不妊治療だ!と立ち直ったら、今度は3年前の帝王切開の内部の傷口が塞がってなかったことがわかり、2020年11月に手術。術後6ヶ月は妊娠できないと言われ、待つこと半年。そして、2021年5月3日、不妊治療病院の診察、そしてやっと今回凍結胚盤胞移植を迎えることができました。

さて、今日の夜から2週間自己注射が始まります。

Prolutex (プロルテックス)という薬で、14日分128,51ユーロ。

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この薬には注射器、注射針がついてないので別で薬局で買うことになります。

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注射針1本 0,50ユーロ 細い注射針1本 0,13ユーロ

二人目不妊治療: D16 ホルモン検査

凍結胚移植前日、不妊治療の病院で黄体ホルモン値を確認するための採血がありました。

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胚移植前のホルモン検査は息子を妊娠した時にはなかった初めてのプロセス。しかも採血前に「黄体ホルモンの数値が基準より低かった場合には、このお薬が必要です」と言われ、なにやら注射針を見せられる(汗)

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なにぃーー!?!?もしや自己注射!?!?

そうです。現在使用しているウトロゲスタン(黄体ホルモン)腟用カプセル以外に、さらに黄体ホルモンを追加するために、Prolutex(プロルテックス)という薬を自己注射する指示が入るかもしれないとのこと。それも、妊娠判定が行われるまでの2週間、毎晩決まった時間に打たなければならないそう。に、に、2週間も...。

採血の結果、ギリギリひっかかってしまい自己注射となりました…あぁ、針怖いよぉ…。

youtu.be予想外の4年ぶりの自己注射が始まります...噂によると、痛いんだって...(汗)

D15 新型コロナウイルス抗原検査:陰性

凍結胚盤胞移植2日前、病院からの指示で新型コロナウイルス抗原検査を受けました。この結果をもって、胚移植の実施が決まります。

コロナの抗原検査を受けるのは初めてなので、どんな方法で行われるのかわからなかったのですが、PCR検査と同じで口、鼻の穴2か所、計3か所にズボッと細長い綿棒入れられて、「あぁぁー早く終わってー」という瞬間が3秒x3回...。

結果は1時間経たずにメールで送られてきて、陰性

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よかったぁ〜。ひとまず、第一関門クリア。あとは、移植日前日の黄体ホルモン値を確認するための採血を残すのみ。

D12 息子の発熱+ 黄体ホルモン使用開始

凍結胚盤胞移植日まで残り5日。

そんなタイミングで息子が嘔吐、熱を出しました...もしやコロナ!?...と冷や汗。しかも、その日の夜からウトロゲスタン(黄体ホルモン)腟用カプセル使用開始(1日3回、8時間毎)。移植に向けて準備しても、息子がコロナ感染、私は濃厚接触者となって隔離...移植どころじゃなーーーい!とまだ起こってもいない現実を想像しパニックになりましたが、翌日息子はすっかりよくなっていて、安堵しました。

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ウトロゲスタンを使用してからさらに体調の変化を感じ、きっとホルモン剤がばんばん体に入ってきて、妊娠に備えているんだなと感じます。息子の相手をしながらの不妊治療、無理せず休める時は休んで臨みたいと思います。

まずは無事に移植日を迎えたいです。

二人目不妊治療:D10 診察日+移植日決定

生理10日目、生理後2回目の診察でした。

全て順調とのことで、生理17日目にあたる2021年6月2日(水)に待ちに待った凍結胚盤胞移植が行われるとのこと。その前日に診察が入り、そこで黄体ホルモンの値を見るために採血が行われるとのこと。また、生理12日目の夜からウトロゲスタンを使用するようにとの指示を受けました。診察室を出てからは、受付の人に移植日の48時間以内にコロナウイルスの抗原・抗体検査を受けることを説明され、移植日前日の診察時間を予約し、不妊治療病院を後にしました。

着実に二人目妊娠に向けて進んできました。

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