バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

二人目不妊治療 D17 Progyluton(プロギルトン)再販開始

胚移植準備のために処方されたProgyluton(プロギルトン)、今年の4月から7月までコロナの影響で販売を停止していましたが、やっと再販開始。

Progyluton(プロギルトン)に関してはこちらの記事から↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

販売停止のため、代替品のProgynova(プロギノバ)をアンドラでオンライン購入したのですが、それもそろそろなくなる頃。いいタイミングでProgyluton(プロギルトン)が戻ってきてくれましたぁ(涙)1箱2.95ユーロ(白い錠剤のみ服用)とかなり安価で、これなら経済的負担なく服用できそう。なんせこのお薬、妊娠したら妊娠10週まで服用するもの。このコとは長いおつきあいになりそうです。

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二人目不妊治療 D14 診察

前回の診察から2日後、再度診察がありました。

全て順調とのことで、その日の診察の翌日夜からウトロゲスタン(黄体ホルモン)腟用カプセルの使用を開始すること、胚移植前日に黄体ホルモン値を見るためのホルモン検査が入ること、そして胚移植前日にコロナウイルスの抗原検査を受けることなどが説明されました。

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これから凍結胚盤胞移植に向けて、着々と準備が始まります。

二人目不妊治療 D12 診察+移植日決定

前回の診察から1週間後、不妊治療の病院にて診察。全て順調で、今年2回目となる凍結胚盤胞移植日も決まりました。

2021年7月6日(火)です。

次の診察は2日後、そこでウトロゲスタン(黄体ホルモン)腟用カプセル使用開始時期の説明がされるのかな、と想像しています。前回の胚移植はうまく行かなかったけれど、その経験があるからこそ、先の流れが見える不思議な安心感があります。この世の中、必要のない経験なんてないんだと日々実感しています。

さて、今回の凍結胚盤胞移植、自分で言うのもなんですが、今までにない程、(もちろんいい意味で)力を抜いて臨めています(笑)。薬はきちんと忘れずに飲んでいるし、毎日のウォーキングも欠かさないけれど、例えば日頃食べているものに対する管理とか、妊娠するための縁起担ぎとかは全くせず、この調子でだらだら、もとい、リラックスして胚移植日を迎えようと思います。

二人目不妊治療 D5 診察

生理2日目からProgynova(プロギノバ)を服用し始め、生理5日目に不妊治療の病院にて診察。前回の胚移植の時の経験で出てきた疑問点を、先生に質問しました。

胚移植前日に行われるホルモン検査(採血)は、わざわざ病院まで行ってやる必要はあるのか(なんせ往復3時間かかる)?自宅付近の検査施設でも大丈夫?

不妊治療の病院でやった方がいい。

胚移植当日、同伴なしでもいいか(1回目の胚移植は主人の同伴で行った)。

→同伴なしでもかまわない。胚移植から数十分横になった後は、普通に一人で帰っていいとのこと(車の運転は避ける)。

・妊娠判定日の採血は、わざわざ病院まで行ってやる必要はあるのか?自宅付近の検査施設でも大丈夫?

→これは自宅付近の病院で採血しても問題ないとのこと。

ということで、移植日当日の主人の同伴がなくてもいいことがわかり(おそらく1回目の胚移植の時も同伴なくても良かったんだろうけど...)、夏休みに入った息子の面倒を主人に見てもらえること、そしてその後の妊娠判定日の採血をしにわざわざ往復3時間かけて病院にいく必要がなくなったので、今回の胚移植は前回よりもさらに体に負担かけることなく行えそうです。

「頑張らない」、「気持ち・気合いを入れすぎない」姿勢で迎える2回目の凍結胚盤胞移植、どうかいい結果が得られますように。

二人目不妊治療 D1 リセット

BT12 妊娠判定日で陰性が出て、先生から薬の服用をやめるように言われてから3日後、無事に生理が来ました。

よし、これでまた移植に向けて準備ができます。今回は思いのほか、立ち直りが早くて気持ちも次の移植に向かっている気がします。

前回移植された胚盤胞は私の元を去っていったけれど、今回の陰性判定を受けて、主人との絆が一層深まったのは確かです。

そして今回の移植を通して学んだこと、それは縁起を担いでも妊娠はしないこと。だから、いい意味でもっと力抜いて、「頑張りすぎない」、「気持ち・気合を入れすぎない」姿勢で、次の移植に臨もうと思います。

2021年1回目の凍結胚盤胞移植のまとめ

今回陰性に終わりましたが、凍結胚盤胞移植の流れをまとめてみました。2017年の不妊治療の時と大きく違うのは、移植日前日に採血が入り黄体ホルモン値を確認、そしてその数値によっては自己注射が入ることです。

D2 Progyluton(プロギルトン)の服用開始(8時間ごとに1錠)

D5 診察

D10 診察 +移植日決定

D12 ウトロゲスタン腟用カプセル(黄体ホルモン)使用開始

D15 コロナウイルス抗原検査(胚移植から48時間以内に実施)

D16 黄体ホルモン値確認のための採血

D17 凍結胚盤胞移植 BT0 +ホルモン補充用自己注射開始

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BT12 妊娠判定 陰性

次の凍結胚盤胞移植に向けて、気持ち切り替えてやっていきます。今回は必要以上に頑張るのではなく、力抜けるところは抜いてリラックスして取り組めたらと思います。

BT13 心療内科医との電話診察3

BT12の判定日で妊娠していないことがわかった翌日、心療内科の先生から電話がありました。

前回の心療内科医との診察についてはこちらから↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

先生には、自分が思っていたよりも精神面は安定していて、すでに次の移植周期に向けて頭を切り替えることができたこと、そして主人のサポートが思っていたより温かいもので、不妊治療を通して夫婦の絆も深まったことを伝えました。私の状態を知った先生からは、「それはよかった!バルナは大丈夫そうだから、じゃぁ次は8月頃電話するからその時にまた近況を教えてね」と言われ、診察終了。

よし、次の移植に向けて気持ちの準備はできました。

BT12 妊娠判定日(採血) 陰性

採血当日、病院に行く前に妊娠検査薬を使って陰性と出ていたので、心の準備はなんとなくできていました。

不妊治療の病院に着いて、採血。結果はお昼頃とのこと。その後にドクターとの診察が入って、妊娠検査薬で陰性反応だったことを伝え、次の周期ですぐまた移植をしたい旨を伝えました。先生からは具体的に陰性後の流れを聞き、薬の服用をやめれば生理が数日で来るから、その生理の2日目からまた薬の服用を始めれば移植日に備えることができると言われ、ほっとしました。

私にとって、凍結胚盤胞移植で陰性になった後のプロセスは初めて。息子を妊娠した時がいかにラッキーで奇跡的なことだったのかをしみじみ実感しています。そういった意味では、今回の移植にかかった2000ユーロ、痛い出費ではあるけれど、息子の誕生の奇跡を気づかせてくれた大きな収穫にもなりました。

そして、お昼頃に採血の結果が入り、やはり陰性。0,2とかのレベルで着床もしていなかったようです。とっても質のいい胚盤胞ではあったけれど、こればかりはしょうがない。次の移植に向けてまた体を整えて臨みたいと思います。