バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

第二子妊娠:10w4d 妊娠糖尿病の検査(ブドウ糖負荷テスト)

妊娠糖尿病の検査は、息子を妊娠していた時は妊娠中期だけの検査だったけれど、スペインでは35歳を過ぎると妊娠初期と中期の2回行います。アラフォーの私はもれなく検査対象者となりました...。この検査、苦手なのよね...。

まず、絶食の状態で採血。そして、このブドウ糖50gを飲んで1時間後に再度採血。それまで検査施設で待機です。この再採血までが結構長くて、食べづわりの(空腹時に気持ち悪くなる)私には、朝から何も食べないで採血するのも辛いのに、さらにこのブドウ糖を摂取して1時間待つなんて...。

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でもなんとか無事に検査を終え、検査結果も異常なしということで、ホッとしました。

第二子妊娠:9w0d 初めての妊婦健診

妊娠していることがわかって、すぐに息子の時にお世話になった産婦人科に連絡。すると、私の担当医は1ヶ月先まで予約がいっぱいとのことで、渋々妊娠9週に当たる日に予約を取りました。ただ、通常最初の妊婦健診は妊娠8週あたりで行うというので、妊娠9週でも特に問題ないのですが、不妊治療で妊娠5週あたりにはすでにエコーが入っていた私には、この妊婦健診が待ち遠しかったです。

赤ちゃんいるかな?心臓動いてるかな?異常はないかな?

不安な気持ちもありつつ、でも「生まれてくる命は生まれてくる」と息子の誕生を通して実感していたので、よし!っと覚悟を決めてエコーを受けました。

そして、、、無事に赤ちゃんの姿を見ることができました。心拍も確認できて、まずは一安心。まだまだ心配は尽きないけど、どうか妊娠継続できますように。

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やっぱり自然妊娠できたのはFemometerのおかげ

2020年に不妊治療直前で自然妊娠(妊娠6週で流産)しましたが、その時にお世話になったのが、この排卵検査薬↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

当時のブログ記事には「Femometerのおかげ、"かも"」と書きましたが、今年もFemometerのおかげで排卵日を特定でき自然妊娠までもっていけたので、"かも"ではなく、「Femometerのおかげ」と断言することができます。通常の排卵検査薬と違うのは、アプリを通して線の濃さを判断し、排卵日を確定してくれるところ。ゲーム感覚で、妊活中ストレスなく続けられるのも嬉しい。日本にこれと全く同じ商品は見つけられませんでしたが、似たようなものがあれば、ぜひ試してほしいです。

第二子妊娠:コロナ陽性反応からの妊娠陽性反応

突然ですが、、、

コロナの陽性反応が出て1週間後のある日曜日、妊娠検査薬をして妊娠の陽性反応が出ました。そう、自然妊娠したのです。

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コロナ陽性反応が出たことで1週間の隔離生活をし、再検査で陰性反応が出たのですが、それにしてもなんか体調が悪い気がする、それに生理が来るはずだったのに来ていないし...これはもしかして...ということで日曜日に空いている薬局に行って妊娠検査薬を購入。まさかな、でもなんか妊娠している気が...でもきっとコロナの影響で生理が遅れただけ...なんて頭の中がぐしゃぐしゃになっていたけど、白黒はっきりつけようっということで、主人には何も言わず一人で隠れて検査。

その結果、妊娠陽性反応が出ました。

この記事を書いている時点で妊娠4週、症状は毎日必ず起こる寒気、朝の気持ち悪さ、なぜか豚の生姜焼きが食べたくなる日々。コロナにかかった時もものすごい寒気がしたし、熱もちょこっと出たけれど、今思うとコロナの症状特有のものではなく、妊娠の症状だったのかもしれないと思います。

去年、不妊治療をやめてから、自然妊娠に切り替えて妊活していましたが、その成果がまさかコロナ感染後に見られるとは。これで当分は、(息子もコロナにかかったし)コロナに怯えることなく妊婦生活過ごせると思うと、最高な条件で妊婦になれたのではないかと思います。

不妊治療をやめてから、なんとなく晴れない日もありましたが、このタイミングで妊娠して、やっと今までの点と点が繋がったような、不思議な感じです。

どうか、この妊娠が続いてくれますように。

ママ友たちと流産・死産の話になる

流産、死産というテーマはとてもデリケートな話ですが、個人的にはそういったテーマだからこそ、誰かと共有することで傷が癒えていくのだと思っています。

さて、本題に戻ると、

息子が放課後、幼稚園のお友達と遊んでいる間、私はもっぱらお母さんたちと立ち話になるのですが、その中でたまたま出たのが兄弟の話、そしてその流れで流産・死産の話に(私は息子が生まれる前に1回、そして一昨年流産しています)。

ママ友Aさんは、息子と同い年の女の子の上に5歳離れた女の子がいます。上の子が生まれる前に1回、下の子が生まれる前に1回、流産しているそうです。

ママ友Bさんは、息子と同い年の男の子の上に、8歳離れた男の子がいます。上の男の子が生まれてから1回死産、その後さらに1回流産。1回目は生後6ヶ月でお腹の子の心臓が突然止まり、次の妊娠ではお腹の子が心臓病を患ったダウン症と診断されたそうです。想像しただけでも辛い経験だっただろうと思います。

よくママ友とは立ち話になるけれど、流産・死産といった深いテーマについて話せる日が来るとは思っていませんでした。流産・死産後に第二子を無事出産している人がいると知って、とても元気付けられました。去年の不妊治療で妊娠することはできなかったけれど、気長にその時を待っていようと思います。

コロナ感染記

先週の日曜日に、「何だか体調が悪いなぁーもしかして...」と薬局で買った簡易のコロナ抗原検査をしたところ、陽性。陽性を意識したのなんて、不妊治療以来のこと。まさか、コロナ抗原検査で陽性反応を見ることになるとは...。すぐに息子と主人にも検査をしたところ、息子は陽性、主人は陰性でした。

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ということで、息子と私の1週間の隔離生活スタート。主人は3回目のワクチン接種を終えているので、陰性であれば日常生活が送れます。

私は最初の2日間熱が出たり出なかったり、下がってからは喉の痛み、鼻水といった風邪症状で、息子は無症状。主人は私たちとは離れて別室で生活していたので、こんなに息子とずっと二人きりでいたのは初めてかもしれません。この1週間で、息子を憎むほど嫌いになったのは、外に出られず、誰とも会えず、一日中家にいる生活を7日間x24時間続けていたからにほかなりません。

今日で1週間経ち、コロナ抗原検査で二人とも陰性反応だったので、晴れて外に出られます。息子への愛もまた戻ってきました。

いやぁーこの1週間、本当に大変だったぁーーー。

今後の不妊治療について

今年の5月から8月にかけて凍結胚盤胞移植を3回行いましたが、結局妊娠できず。今は不妊治療お休みしています。今後の不妊治療について色々考えましたが、経済的な負担が大きい&気持ちがあまりのらないので、今年いっぱいは不妊治療お休みすることにしました。

その間は自然妊娠に望みをかけて、早速去年自然妊娠できたときにお世話になった排卵検査薬、Femometerを使っています(Amazonで購入)。

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アプリを通して検査薬を撮影、排卵日がいつなのか正確に教えてくれます。

Femometerの詳細はこちら↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

8月に不妊治療をお休みしてから、9月には息子の幼稚園が新学期を迎え、私もテレワーク率が減り通勤が始まったのでバタバタしていますが、二人目妊娠への執着が取れ、気が紛れていいです。今年は息子、主人との3人家族の時間を思いっきり楽しめたらと思います。

コロナワクチン接種完了

8月中旬に不妊治療に区切りをつけてから、やらなければと思っていたのがコロナワクチン接種。

スペイン国内での接種率は70%を超えており、接種予約もスムーズにできました。モデルナかファイザーを選べたので、無難にファイザー

一回目接種の副反応はゼロ。二回目の時は熱はないものの、頭痛、疲労感、筋肉痛といった症状が出ました。

無事に二回接種終わって一安心。

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不妊治療の再開時期を考えたりもしていますが、今はもう少しお休みするつもり。その間に自然妊娠できたら一番なんだけどなぁ。