流産宣告を受けたのは8週に入った直後。救急外来に行って心拍確認ができた時から1週間後のことでした。
その日は妊婦検診でいつものように受付を済まし、前回の検診でもらった母子手帳を提出して、待合室で待機。私の番になって診察室に入り、超音波検査を受けました。その検査画像を先生が険しい表情で見ていたので、すぐに主人も私もお腹の赤ちゃんの異常を察しました。先生から「胎嚢(たいのう)に赤ちゃんがいない」と言われ、「突然の流産宣告で混乱しているだろうから、気持ちの整理のために今は何もせず、1週間後の診察の時に流産の措置について説明します」と言われ病院を出ました。その当時の心境については過去の記事<流産から1年ということで>に書いてあるので読んでみてください。
"妊娠しているのに子供が生まれない"という状態は想像以上に耐え難いものでしたが、幸い流産宣告から4日後に自然に流産が起こり、完全流産だったため手術(掻爬手術)も必要ありませんでした。流産してやっと"妊娠していない"状態に戻り、その事実がなんだか前に進む一歩を与えてくれたようで嬉しかったのを今でも覚えています。
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