バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

診察日:体外受精についての説明を受ける

今日は主人と一緒に病院に行って、体外受精について話を聞いてきました。

人工授精との治療の違いは、人工授精が生理当日から治療が始まるのに対して、体外受精の場合は、生理予定日よりちょっと前に治療が始まること。よって今回、仮に、万が一!妊娠していたとしても(今月の生理が来た時にタイミング法は家で実践している)、体外受精を始めるかどうかの決断を、生理が来たタイミングで決められないということ。

偶然ではあるけれど、次回の生理予定日は1月6日(スペインの国民の祝日)。スペインでは1月5日の夜に東方からイエスの誕生を祝いに3人の王様が贈り物を持ってくるとされており、1月6日は子供達がクリスマスプレゼントをもらう日なのです(今ではサンタクロース文化も浸透してきているので、プレゼント準備にパパママは大変...)。主人にとって、1月6日が生理予定日というのは、もしかしたらその日に生理が来なくて、それが王様からの贈り物、なんていうシチュエーションを少し期待しているようです。確かに私が今回も妊娠していないという確信なんてないけれど、2回も人工授精して妊娠できなかった私が、自然妊娠なんてありえるのか!?なんて思ったり(もちろん、流産しているものの一回自然妊娠しているのは確かですが)。

3回目の人工授精をしてもいいのだけれど、果たして意味のあるものなのか?やがては体外受精に移行することになって、「あの時、3回目の人工授精をせずに体外受精を始めていれば...」なんて後悔しないだろうか。

体外受精を考え始めたのは、主人が2回目の人工授精失敗の時に、「もっと妊娠の可能性がある治療に進もう」と言ったのがきっかけですが、今は、当の本人、再度考えた結果、「人工授精は3、4回はやるっていうし、あともう一回人工授精をやってみてもいいんじゃないか。体外受精はその後でも遅くないんじゃないか」と、ころっと意見が変わっているのです。

そんな状況の中で病院に体外受精について話を聞きにいったので、私は正直悩んでしまいました。主人の言うように、もし私が今回自然妊娠していたら?という期待もあるけれど、本当だったら今まさに3回目の人工授精をしていたところ、主人の2回目の人工授精失敗直後の「体外受精に進もう」の発言で、年明けに体外受精を行うことにし、(本当だったらできた)3回目の人工授精をパスしたのです。

病院から出て、信頼のおける同僚にメールをしました。どうしたらいいんだろうって。そしたら彼女は、

「自分の心の声を聞きなさい。今ある状況、お金、パートナーの意見はおいといて、自分がどうしたいか。それが答えよ」と返ってきました。

私、、、体外受精したいです。

 

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