ここスペインで妊婦生活をしていて日本と根本的に違うなと感じたのが、名前を決めて公表する時期。印象としては、スペインでは早い時期から名前を決めて、周りに公表する習慣があるように思います。おそらく「胎児ネーム」をつける習慣がないからかな?と思います。
妊娠24週の時に出産祝いリストを作る際に子供の名前を聞かれ(出産祝いリストのリスト名が子供の名前になるため 例:山田太郎君用の出産祝いリスト)、妊娠25週で通い始めた母親学級で配られた個人情報記入用紙にも子供の名前を書く欄がありました。
安定期(16週)を過ぎたあたりから、かなり頻繁にスペインの友人や同僚、主人の家族に「子供の名前はどうなった?」と聞かれていたので、その頃から主人と二人で名前の候補を挙げ、妊娠20週あたりにはすでに周りに名前を公表していました。
日本の両親にも一応名前を伝えておこうと、電話した時に「子供の名前、〇〇になったよー」と言うと、「え!?もう決めたの!?」という反応。これはうちの親だからでしょうか...?それに、日本在住の日本の友人から「子供の名前、どうなった?」と聞かれたのはほんの数人のみ。私の個人的な印象ですが、日本は無事に赤ちゃんが生まれて、顔を見てから「命名 〇〇」みたいな形で公表することが多いのかなと思います。それに、胎児ネームをつける習慣もあるし、赤ちゃんに話しかけたりするときにどうやって呼べばいいかわからない、なんてこともないでしょうし。
私は妊娠がわかってからは胎児ネームをつけて呼んでいましたが、徐々に人間らしい体つきになる我が子を見て、実際の名前で呼びたいという思いが強くなり、胎児ネームは使わなくなりました。
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