バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

仕事をしながら母乳育児を続ける大変さとやりがい

現在の授乳ライフは今でこそ負担なく過ごせていますが、ここまで辿り着くのにそれはそれは大変なものでした。

息子は現在1歳3ヶ月、ここまで来ればもうおっぱいトラブルなんてないだろうと思っていたら、去年のクリスマスイブに細菌性の乳腺炎にかかっていたことがわかりました。12月中、授乳後にやたら胸が痛くて、これは…とピンときたので(以前細菌性の乳腺炎にかかったことがあるため)、病院で母乳の培養検査(cultivo de leche materna)をしてもらうようにお願いしました。その結果が出たのがクリスマスイブで、それから1週間抗生剤を飲み、現在は再び快適な授乳ライフが戻ってきました。ちなみに細菌性の乳腺炎は、おっぱいが張る感覚はなく、母乳が作られているときにチクチクする感じ。耐えようと思えば耐えられるけれど、この痛みがずっと続いたらおっぱい続けられないだろうなーというレベル。

さて、息子は夜は未だに3、4回は目覚めておっぱいをせがみます。これはワーキングマザー友達の中ではあるある。日中会えない分、夜はずっとママと一緒!そんな思いが息子からひしひしと伝わってくるので、一晩寝てくれーと思う時もあるけれど、おっぱい飲んでる息子を見ると、やっぱり愛おしくなり、この時間は二度と戻ってこない貴重な息子との時間。楽しもうと思えます。その代わり、寝不足で仕事に影響が出ないよう、出勤時間が早い分、夜は息子と同じ時間に就寝。

母乳育児がつらくて、ミルクに切り替えなければならなかった同僚、出産時のトラブルで母乳があまり出なかったために、出産当初から混合育児しか選択肢がなかった同僚の奥さん。いろんな母乳育児の困難がある中で、私はなんとかここまで母乳育児を続けることができました。やりがいはもちろんあります。だから続けていられるのですが。

仕事から帰ってきて、私(もとい、おっぱい笑)を見る息子の目。キラキラ輝いているのです。1歳すぎるとどこにおっぱいがあるのかわかるようで、私の服をめくってきます。おっぱいを飲んでいる時は飲むだけじゃ飽きるようで、ブラのリボンを触ったり、手をパチパチしながら飲んだり、おっぱいをモミモミしたり笑。赤ちゃん期の授乳とはひと味違った楽しみがあります。おっぱい星人の息子がいつおっぱいから離れるのか(卒乳)、それとも断乳になるのかまだわかりませんが、今はおっぱいあげられるだけあげようと思っています。

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母乳育児アドバイザーから送られてきたイラスト。まさにこんな感じで私も寝てます(笑)