バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

6w 流産確定と採血

妊娠6週のこの日、妊婦になって初めての診察がありました。診察予約をした時は、まさかこの診察で流産が確定されるとは思ってもいませんでしたが...。

診察室に入り婦人科の先生に、妊娠してから不正出血までの経緯を話し、その後エコーで確認。赤ちゃんを包む袋の胎嚢(たいのう)がまだ体内に残っているのでは?と思ったのですが、全くと言っていいほど何もなく、おそらく胎嚢さえも形成されずに今回の妊娠は終わったので、きっと化学流産だったのではないかと思います。

唯一私が妊娠している形跡が残っているのは、hCG値。診察後に受けた採血でのhCG値は、64,31。これ、妊娠4週とかであれば正常値ですが、私の場合妊娠6週なので1万以上なければならず、血液検査からも正常妊娠でないことがわかります。

血液検査の結果↓

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先生には、3日後に再度採血してhCG値が下がっているのを確認すると言われました。

2015年に経験した流産は私が妊娠8週の時で、すでに胎嚢と心拍は確認されていたので、流産と言われたときは本当にショックでした。

当時の流産宣告された様子についてはこちら↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

それに比べて今回の流産は子宮内に何も残っていないので、次の妊娠に向けての準備も早そう。婦人科の先生の指示に従って生理を待ち、次の妊娠に向けて体調を整えていこうと思います。

悲しい気持ちももちろんあるけれど、不正出血が始まった時に、これは不正出血どころの量ではなく、間違いなく「生理」だと確信していたところがあったので、診察で流産が確定されても、「あぁやっぱりな」と言う気持ちのほうが強かったです。

今回の流産を通してわかったのは、私たち夫婦にとって「自然妊娠からの出産」は選択肢にないこと。私の体調が整い、医師から許可が出たら、すぐにでも不妊治療始めようと思います。