バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

ママ友たちと流産・死産の話になる

流産、死産というテーマはとてもデリケートな話ですが、個人的にはそういったテーマだからこそ、誰かと共有することで傷が癒えていくのだと思っています。

さて、本題に戻ると、

息子が放課後、幼稚園のお友達と遊んでいる間、私はもっぱらお母さんたちと立ち話になるのですが、その中でたまたま出たのが兄弟の話、そしてその流れで流産・死産の話に(私は息子が生まれる前に1回、そして一昨年流産しています)。

ママ友Aさんは、息子と同い年の女の子の上に5歳離れた女の子がいます。上の子が生まれる前に1回、下の子が生まれる前に1回、流産しているそうです。

ママ友Bさんは、息子と同い年の男の子の上に、8歳離れた男の子がいます。上の男の子が生まれてから1回死産、その後さらに1回流産。1回目は生後6ヶ月でお腹の子の心臓が突然止まり、次の妊娠ではお腹の子が心臓病を患ったダウン症と診断されたそうです。想像しただけでも辛い経験だっただろうと思います。

よくママ友とは立ち話になるけれど、流産・死産といった深いテーマについて話せる日が来るとは思っていませんでした。流産・死産後に第二子を無事出産している人がいると知って、とても元気付けられました。去年の不妊治療で妊娠することはできなかったけれど、気長にその時を待っていようと思います。