バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

二人目妊娠 38w4d 予定帝王切開のはずが、緊急帝王切開に

9/25、朝5時に目を覚ましてから、生理痛のような痛み。これは前駆陣痛なのか、本陣痛なのか、でも確かに痛みは生理痛に似ている。アプリで陣痛のペースを見てもまばらだけれど、私の場合、陣痛がひどくなる前に帝王切開を受けないといけない身なので、もしもの時を考えて、午前7時頃には、上の子を預ける友人たちに「帝王切開が早まる可能性がある」ことを連絡。主人にも、おそらく今日生まれるだろうと、根拠はないけれど、私の母親の勘がそう言っていることを伝え、そこから息子が8:30に起きるまでの間、私と主人の荷物チェック、息子を預ける際の息子の荷物の最終チェックなどをして、11:30に息子を友人宅に預け、病院に向かった。

病院ではノンストレステストを受け、確かに陣痛があり、子宮口が指3つ分開いていることが確認され、入院が確定。そのままPCR検査を受け、陰性結果が出た15:00頃手術室に入りました。

硬膜外麻酔後、5年前の帝王切開で経験したすべての恐ろしい工程が待っているかと思うと怖くなり、手術台に寝かされ、手術の準備が淡々と行われる中、その状況に怖くなって、涙が溢れてきました。主人が手術室に入ってきてからは、安堵感からまた涙。

16:04に娘が取り出されて、産声を聞いたときは「ん?なんか小動物の鳴き声?」と思いましたが、その後赤ちゃんの声に変わり、誕生してくれた嬉しさで涙が出てきました。

その後は帝王切開の傷口が縫われ、すぐに怒涛の産後。帝王切開から18時間後には、歩行を開始するよう言われ、トイレも自力、その後シャワーも一人で浴び、術後直後から母子同室で授乳開始。

五年前の辛い記憶が蘇ってきて、あぁもう無理だと思う瞬間もありましたが、息子の時に鍛えられた育児力、蓄えた知識のお陰で、本当は3泊のところを、2泊にしてもらい、帝王切開から約48時間後には退院手続きをすることができました。

なんと言っても、息子に比べて娘は手がかからない。息子の時は、お腹にガスが溜まって、それがうまく出せないが故に、泣き止まなかった息子でしたが、二人目は、お腹マッサージをすれば、高い確率でうんちやオナラをしてくれて、その後またおっぱいあげれば寝てくれるので、私も軽く睡眠が取れます。睡眠が取れれば、ハードな新生児のお世話もなんとか乗り切れます。

まだまだ始まったばかりの二人育児。とにかく睡眠をとれる時にとって、このサバイバルを乗り切ります。