日本満喫中
日本滞在、楽しんでいます。
息子は、じいじばあばやいとこと遊べて毎日楽しそうです。今回は家族との時間を優先したので、予定もあまり入れずゆっくり実家で休んでいます。今回の滞在で、改めて家族のもとで子育てするっていいなと思いました。安心度が全然違います。気持ちに余裕を持って息子に接することができるし、息子もいろんな人に遊んでもらえて楽しそう。
さて、桜が満開な時期に日本にいたのは、おそらくスペイン移住以来初めて。あれから10年以上桜を見ていなかったので、今回タイミングよく満開な時期に帰れてよかったです。何より息子に桜を見せてあげられたのが嬉しかったです。
残り僅かな滞在ですが、家族との時間を存分に楽しもうと思います。
出発当日:ヘルシンキ〜成田 後編
ヘルシンキで成田行きの飛行機に乗ると、もうそこは乗客でいっぱい。バシネット装着可能な席を予約していたものの、隣は人がいるし、足元には離陸時と着陸時はほとんど荷物が置けないので、水や息子のおもちゃ程度のみ前の網スペースに収納。離陸後、上に置いてあった荷物を取って足元においてしまうと、息子を座らせるスペースがほとんどなくなる&息子が抱っこで寝ると、足元に置いてある荷物であっても取れないので、結局カバンは足置きとして使っていました。シールブックやおもちゃも用意していたけれど、カバンから取ろうとした瞬間に息子がどっかに行ってしまうので、結局使いませんでした。
飛行機乗って早々、こんなプレゼントをもらいました。
タオルは可愛いけれど、おもちゃをもらえるものだと思っていたので少しがっかりしました。が、今考えるといい記念になりました。
そして離陸後はとにかく飛行機の通路を往復。歩いたり高速ハイハイしたり息子は楽しんでいました(私はもう他の人の邪魔にならないかヒヤヒヤ…)。飛行機の後ろのスペースでも、キャビンクルーの人たちにバイバイしたり、ニコニコ愛想振りまいて楽しそうにしていました。
約10時間のフライトで、息子は4時間はおっぱい飲みつつ寝てくれたと思います。もちろん母親の私は一睡もできず…。でも嬉しかったのは、隣の乗客のシンガポール人女性が寛容だったことと、後ろの席の人から「he was so quiet」と言われたこと。心では、「いや、必死におっぱいあげて口封じをしていたんですよ」と言いそうになりましたが。
同僚には「自分の子どもだと思っちゃダメ。他人の子だと思えば、子供がたとえうるさくしても客観的に見れるはず」とのアドバイスがかなり役に立ち、さらに「同じ飛行機の乗客とは、もう二度と顔を合わせることはないんだから、子供がうるさくしても気にすることはない」と友人に言われてたのもあり、気持ち的に少し余裕ができていました。何より日本人男性キャビンクルーが本当に優しくて、もう感謝の気持ちでいっぱいです。
飛行中はもう辛すぎ&疲れすぎで、泣きそうにというか泣きましたが、日本に着いて、日本のじいじばあばや、いとこ達と遊んでいる息子を見ると、帰ってきてよかったと思います。私も久しぶりに家事や食事の準備をしなくていい生活で、心からリフレッシュできています。だからなのか、不思議ですが辛い思いしてでも、また息子を連れて帰ってきたいと思えます。
ちなみにフィンエアーのバシネットはこんな感じ(暗いですが)。
想像通り、ベッドで一人じゃ寝れないうちの坊ちゃんはバシネットでもやはり寝ることはなく、常に抱っこ&おっぱいで寝ていました。バシネットがあると肘掛け部分に付いているタッチパネル画面が取り出せないし、足元のスペースも限られてくるので、帰りは装着しないようにお願いしようと思います。バシネット自体は小さいですが、80センチの息子でも足を曲げれば普通に入れる大きさで、赤ちゃんベッドで寝慣れている子にはいいと思います。
今回の息子との長距離フライト。本当に大変でしたが、無事に日本着いて、じいじばあばと遊んでいる息子を見ると、やはり連れて帰ってきてよかったと思います。
出発当日:ヘルシンキ〜成田 前編
ヘルシンキに到着してから成田行きに乗るまでの乗り継ぎ時間が45分。しかもヘルシンキでパスポートコントロールがあるので、やっぱり子連れで45分は短すぎました。乗り継ぎ時間は最低でも1時間半、いや2時間はあった方がいいと思います(空港ぶらぶらさせるだけでいい運動になり、その後のフライトで寝てくれるかも)。片親での移動なので、父親からの渡航同意書を提出し、検査官がパソコンになにやら同意書やパスポート情報を入力するのにおよそ10分ほどかかり、そこでの時間ロスに焦り、さらに乗り継ぎ便の画面表示に「final call」の文字が。やばい、間に合わない!!と必死に早歩き。カウンターではまだ乗客がいたので安心したのもつかの間、飛行機に向かうバスが到着して、乗ろうとした瞬間、バス乗り場とバスの間の隙間というか溝があり、あろうことか息子を抱っこ紐で抱っこしているにもかかわらずそこにはまり転倒。幸い、前ではなく後ろに倒れ、背負っていたリュックがクッションがわりになり、私擦り傷&左脚に大きなあざ程度、息子は無傷で済みました。ただ、一人では起き上がれなくて、周りの人に手を引っ張ってもらってやっと起き上がれました。これが前に倒れていたら、息子の命が間違いなく危険にさらされていました。もう母親失格です。。。この経験から、リュックを含め手荷物は軽めに必要最低限のものだけを持っていこうと決めました。おもちゃや絵本を持って行ったけれど、遊ぶスペースや座って読んであげられるほど席のスペースがありません。タブレットもあんまり興味を示さず汗💦。替えの服は必要だけれど、意外にかさばるものなので、必要最低限の量だけ持っていこうと思います。あった方がいいなと思ったのは、空のタッパー。なぜかって?自分の食事が運ばれてきたときに子供がぐずっていたら後で食べられるようにタッパーに入れて保管しておくため。食事トレーがかなり邪魔になるので、とにかく早く下げてもらいたいけれど、お腹は空いている。そんな時ちょうどトレーにあった使い捨てのプラスチック容器に食事を入れ、息子が落ち着いてるときにあとで食べることができました。息子の食事はなかったので、サンドイッチを空港で買っておいて正解。
続きます。
出発当日:バルセロナ〜ヘルシンキ
本当は私は5時半に起きて支度だったのですが、夜中の3時以降寝付けず、結局四時には起床。最後の荷物準備を終わらせゆっくり朝ごはんを食べて過ごしました。なお、息子は6時起き。たまにこの時間帯に起きることがあるので、そこまで苦じゃなかったはず。
空港までの移動の車の中で二回も吐かれ、こんな状態で果たしてフライト大丈夫かと思ったのですが(幸い汚物はスタイが汚れる程度でしたが、おそらく痰がたまっていたのかな)、バルセロナからヘルシンキの飛行機では、飛行機の搭乗から離陸の間でかなりぐずりましたが、お菓子やら果物やら与えてごまかしつつ耳の圧抜きをさせ、最後はおっぱい咥えさせたら寝ました。二回の嘔吐できっと疲れていたんだと思います。
空港には飛行機が出発する2時間半前に到着。時間余るかなと思ったのですが、チェックインで並んだり、トイレや荷物検査で時間がかかり、余ることはありませんでした。小さい子供連れの家族は荷物検査は別ゲートなので、列に並ぶことなくスイスイ終了。
荷物検査が終わったら、息子が乗れるカートを使用したいと思ったのですが、プラット空港では事前予約(遅くとも2時間前とかから)が必要とのことで、結局普通のカートに手荷物乗せて息子を抱っこ紐で固定して出発ゲートまで向かいました(人によっては、普通のカートに子供を乗せて押してる人もいました)。息子は歩く歩道が気に入ったようで何回か行ったり来たり。そうこうしてるうちに搭乗時間になりました。優先ゲートに並んでいる間、抱っこ紐でもぐずり、おろすと歩いてどこかに行きたがり、その間列は進んでいくしで、自分の荷物と息子を管理してるのでかなり疲れました。
席に着いてからは、必要な荷物を手元に置き、待機。幸い隣の席は空いていたので助かりました。離陸時は赤ちゃん用のシートベルトを私のシートベルトに固定し離陸を待ちましたが、じっとしていられない息子の気を紛らわすのが大変でした。眠かったようで、おっぱいあげたら寝てくれたので、助かりました。
このフライト中、心からおっぱい続けててよかったーと思いました。ぐずったらおっぱい、うるさくしそうになったら口封じでおっぱい、耳の圧抜きでおっぱい。とにかくおっぱいにはたくさん救われました。
続きます。
1y4m17d ストローマグで水を飲む
我が子は水を飲むのが苦手。おっぱい飲んでるからといっても、日中は仕事であげられないので、ヨーグルトや果物などで水分は取らせるようにしていますが、それでも結構心配になるものです。ストロー飲みができなかったので、ものすごーく喉が渇いて水を飲みたがる時は、このようなタイプのペットボトルで水をあげていました。
ところがこの日、このリッチェルのストローマグで水をあげたところ、いつの間にかストロー飲みを覚えた我が子、ぐいぐい飲んでくれました。
ストロー飲みができる子は一歳になる前から習得してる子もいますが、我が子は我が子。他の子と比べず、そっと成長を見守るようにしなくては。
里帰り準備:同意書準備と座席予約(有料)
今回の日本への里帰りは、主人はスペインに残り私と息子のみの帰国です。片親のみの渡航の場合、乗り継ぎ国で主人側の旅行同意書が必要になるかもしれないので、今回乗るフィンエアーのサイトから同意書をダウンロードして、主人に書いてもらいました。
https://www.finnair.com/go/documents/PDFs/letter_of_consent.pdf
そして、一人子連れフライト&子どもの席を取っていない場合は、事前に足元の広い席を予約しておくといいとインターネットで読んだので、フィンエアーに電話して予約しました。
バシネット装着可能な席は、事前に航空会社がブロックをかけているので、インターネット上では予約できないと聞きました。今回、座席予約に65ユーロかかりましたが、安心料だと思えば安いもんです。ちなみに復路の座席については、無料で予約できました。航空会社に聞いてみると、復路便の航空券は格安エコノミーではなく、少しランクの高い料金設定だったからとのこと。
とにかくバシネットを装着できる座席を確保できてよかったです。息子がバシネットに収まるかは微妙、というか絶対入らないですが(汗)、おもちゃ置き場とかに使えていいかな。息子はおそらく抱っこ&おっぱいでしか寝ないので、息子との空の上でのべったり時間楽しもうと思います。
追記(2019年5月):渡航同意書についてですが、主人が「やっぱり警察からの正式文書があったほうがいいのでは?」ということで、カタルーニャ州警察(Mossos d'Esquadra)に行き、公式な渡航同意書を作成してもらいました(なぜか英語ではなく、スペイン語とカタルーニャ語表記のみ)。ちなみに国家警察(Policia Nacional)では、公式な渡航同意書は作成しなくてもいいと言われたそうです(国家警察曰く、パスポートを取得した時点で両親の同意を得ているからだとか)。ただ、ヘルシンキの空港でパスポートコントロールの際、「渡航同意書は必要なのか」と聞いたところ、「あったほうがいい」と言われましたが、「この同意書、英語表記だったらいいんだけどね」と言われたので、つまり正式な渡航同意書じゃなくても、上記のフィンエアーのサイトのリンクからダウンロードして持っていくだけでも十分なのでは?というのが私の結論です。
里帰りの準備:息子と二人でのお出かけに慣れておく
日本への里帰りの前に、少しでも息子との二人だけでのお出かけに慣れておこうと、自宅から交通機関を使って片道1時間半かけて、2回ほどお出かけしてきました。
一回目は移動中びっくりするほど静かにしてて、帰りなんてずっと寝てたり、かなり楽な外出になりましたが、二回目出かけた時は往復ともに落ち着きがなく、あの手この手を使って息子の機嫌を取っていました。家に着いた時には私も息子もぐったりでしたが、このお出かけを通して気づいた点も多く、長時間フライト前にいい経験になりました。
日帰りでのお出かけに必要な荷物をリストアップするとこんな感じ。
ベビーカー
抱っこ紐
モスリンコットン(おむつ替えの台に敷いたり、息子のブランケットとして)
着替え
替えのスタイ
おむつ&おしりふき
幼児食
食事用エプロン
スプーン&フォーク
紙ナプキン数枚
バナナ
ヨーグルト
クッキーなどのおやつ
水(マグかペットボトル)
果物のパウチ2つほど
ビニール袋
里帰りまで残り2週間。お土産などはもう準備できたので、あとは息子と私の荷物を準備するのみ。二回のお出かけで息子と二人だけの旅がどんなものになるか少し想像できたので、あとは乗り切るのみ!