バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

D8 自己注射3本打ち 2日目

自己注射3本打ち、初日は無事に終わりました。が、これを最低でも次の診察まで、つまり3日間は続けることになり、大丈夫だろうかと気持ちが萎えている中、ブログ村「海外不妊治療」のバナーを過去記事につける作業をしていました。2016年9月から今まで書いた全ての記事に目を通しながらの貼り付け作業だったのですが、そこで、"1本の自己注射で怯えていた自分"、"1回目の人工授精が無事に済んで喜んでいた自分"、"人工授精失敗で悔し涙を流した自分"、そして、"体外受精の挑戦を心から望んでいた自分"を思い出しました。

心の底からこみ上げてくる気持ち、それは

「私はこんなところでくじけるような女じゃない!注射針3本がなんだ!!私の意志はもっと固い!」

と、自分自身が書いた記事に励まされるという、なんとも不思議な現象が起きました。

そして迎えた自己注射3本打ち2日目。主人の「もう少し力を抜いたほうが注射針が刺しやすいんじゃないか?」とのアドバイスを取り入れ、呼吸を整え、お腹の肉をつまむ手の力も少し弱めつつ、オルガルトランの注射針を刺しました。すると、初日よりもすんなり入っていくではありませんか。痛みも緩和し喜んでいた矢先、今度はメノプールの注射針。オルガルトランの時と同様にリラックスしながら刺したはずなのに、なかなか入っていかない。これはリラックスうんぬんの問題ではなく、刺す位置、角度の問題ではないのか?と、痛みのことよりも、まるで何かの実験をしている科学者のような気持ちで針を刺していました。自己注射3本打ちの3日目には、刺す位置や角度に気をつけて打ってみようと思います(痛みの心配はどこに...??)。

自己注射3本打ちから解放されるのも時間の問題。だったら楽しまなきゃ!そう言い聞かせて乗り切るぞ!

 

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