バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

私の誕生日&息子のハーフバースデー

平成最後の日は、私の誕生日&息子のハーフバースデーでした。

私、おめでとう。そして息子、1歳半おめでとう。私の誕生日を息子と一緒に祝うのはこれで2回目。

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

息子よ、これからも一緒に祝っていこうね。

フィンエアーを利用しての感想

今回初めてフィンエアーを利用して日本へ帰国しましたが、結論としては、また利用したいと思える航空会社でした。

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利点

バルセロナから日本間は直行便がないので、バルセロナ-ヨーロッパの都市で一回乗り継ぎをしなければなりません。

今まで利用した航空会社は、例えばオランダ航空やエールフランスアリタリア航空では最初のフライトが2時間、その後12時間という具合なのですが、フィンエアーだと最初は4時間、その後10時間となり、最初のフライトが長い分、次のフライトが普通より短く感じました。どっちにしても同じ時間かかるのですが、なんとなくフィンエアーのフライトは他の航空会社より短く感じました。

難点

出発ゲートが遠い。成田空港の荷物検査を通過してから出発ゲートに着くまでやたら歩きます。これはヘルシンキの空港でも同じことが言えて、バルセロナ/成田行きの飛行機のゲートもかなり遠かったです。子連れだと特にこの移動は負担に思えました(慣れてしまえば、どうってことはないと思うのですが)。

今回は息子を連れての初めての一人子連れ旅ということで、子供に優しいフィンエアーを選びましたが(JALANAで帰りたかったですが、高すぎた!!)、とても快適でした。次回の帰国は、息子ももう少し大きくなってる&息子の席も取らなければならないので、もう少し安い航空会社でもいいかなと思っています。

 

【追記:2019年8月】次回の帰国は、安い航空券が見つかったので、念願のJALで帰ることになりました。前回同様、ヘルシンキ経由での里帰りで、ヘルシンキ-成田間はJALの機体。今から楽しみです。

時差ボケ

2週間の日本滞在からバルセロナに戻ってきて、息子は絶賛時差ボケ中。夜中ただでさえよく起きるのに、時差ボケでさらに起きるようになりました。便秘気味になり、食欲も落ちていました。どこか落ち着きがなくて、これも全て時差ボケが関わっているので、とにかく治るまでの辛抱。

そして、保育園に連れて行くとまた泣くようになりました。やっぱり2週間ママとべったりな生活からのギャップはすごいものだと思います。保育園では午前寝はしないのですが、時差ボケのせいで眠いのか、常に先生に抱っこをせがんでいるそうです。かわいそうだけれど、またいつもみたいに笑顔で通ってくれる日を待つしかありません。

追記:時差ボケが治るのに、約1週間かかりました。

復路フライト:ヘルシンキ-バルセロナ

ヘルシンキ-バルセロナ間の飛行機では往路同様、私の隣の席は空いていたので、窮屈な思いをせずに済みました。フィンエアーには本当感謝です。

出発時の耳抜きでいつものようにおっぱいを飲ませると、自然と目をつぶる我が子。空港内を思いっきり歩いて疲れたのかなと思います。結局4時間のフライトで、半分以上は寝てくれました。寝ている息子を抱えながらですが、私も30分くらいは寝られた気がします。

帰りのフライトは、行きよりも断然快適で、お利口にしててくれた息子に飛行機がバルセロナに着陸したのと同時にいっぱいキスやハグをしました。ありがとう、息子よ!

ただ、行きではほとんど影響なかった時差ボケが、今回の復路では顕著に現れることになりました。やっぱり午前便の飛行機の中で寝てしまったからか…?

詳しくは次回の更新で。

復路フライト:成田-ヘルシンキ

日本出発は午前11時。空港に9時に到着し、チェックインを済ませて荷物検査で並んでいる間、ずっと家族に息子を見てもらっていました。自由に空港内を歩いて疲れたのか、飛行機を乗って数時間後には寝てくれて、ちょうどランチが運ばれてきたので、私はゆっくり食事をすることができました(寝ている息子を抱えてですが)。

今回のフライトでも、両隣りに座っていた人たちが本当に優しい人で、食べ終わった食事をキャビンアテンダントの回収前にどけてくれたり、座席に収納されているテーブルやテレビ画面が出せない時にスッと手伝ってくれたり。なので、息子が寝ている時に少し映画を見る余裕もできました。

息子が数時間後に起きてからは、持っていたおにぎりを食べさせ、とにかく飛行機の通路を歩かせたり、テレビ画面を触らせて気を紛らわせたり、それでもダメな場合はひたすら抱っこ紐で飛行機奥のスペースを歩いてゆらゆらさせ、さらには最終兵器のおっぱいを導入して(笑)、ぐずる息子をなだめ、眠らせていました。タイミングよく今度は夕食の時間になり、これまた寝ている息子を抱えながらですが、ゆっくり食事をすることができました(往路はほぼ食事する時間なんてなく、胃に流し込む感じで一気に食べてました)。

そうこうしているうちにあっという間にヘルシンキに着き、乗り継ぎの飛行機までの2時間半、ゆっくり荷物検査、パスポートコントロールに臨み、息子にご飯を食べさせて、空港内のキッズスペースで息子を遊ばせたり(ほとんど遊びませんでしたが)、ひたすら空港内を歩かせて疲れさせ、バルセロナ行きの飛行機に乗りました。

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2週間の日本滞在で感じた息子の変化

バルセロナに無事に戻ってきました。

今回の日本滞在はたったの2週間でしたが、息子の成長を著しく感じました。おそらくスペインにいる時より多くの時間を共有しているため、息子の成長を細かく見られる部分もあったのかもしれませんが、なんといっても日本語の理解力は断然に伸びました。私たち大人が言っていることに対して、自分の欲求を動作を用いて伝えられるようになり、嫌な時は首を振って嫌だと主張。いい時は「うん」とうなづいてくれるようになりました。日本到着時から見せていた「おかあさんといっしょ」や「みいつけた」などの教育番組には一切興味を示さなかった息子ですが、1週間過ぎるとまじまじと見るようになり、これはもしかして日本語が以前よりわかるようになったからか?と思ったり。息子と同学年のいとこがそばにいるのも大きかっただろうし、じいじばあばにいろんなことを教わって、世の中にはいっぱい楽しいことがあると知れたんじゃないかなと思います。

次の帰国はおそらく来年の夏まで待たないといけないだろうし、また一人での子連れ帰国となるかもしれないけれど、それでも日本に帰ってきたいと思うほど、有意義な時間を過ごせました。

日本に来てから困ったこと

日本到着当初から困ったこと、それは日の出が早いこと。5時ごろには辺りが明るくなり、雨戸を閉めていても自然光がどうしても部屋に入ってしまうので、息子も私も覚醒してしまいました。バルセロナの日の出は7時ごろで、シャッターで完全に陽の光を遮断できるので目が醒めることはほとんどありませんでした。その代わり、日本だと18時ごろには日が沈んでくれるので、息子の寝かしつけの時間には暗くなっているのはありがたい。一方のバルセロナはこの時期は夜の8時半ごろまで明るいので、息子の寝る時間には強制的にシャッターを閉めないとかなり明る過ぎてしまいます。親としても、なんだかまだ明るいのに夕飯食べて寝るなんてもったいないという気分になるので、正直どちらの生活スタイルがいいのか選びにくいのですが。

郷に入っては郷に従え、ですかね。

親切な人が日本にもたくさんいました!

今回の子連れ里帰り。心配していたのは、日本での子連れに対する対応。スペイン、バルセロナは、子供に寛容な所なので、それに慣れてしまった私は果たして大丈夫だろうかと思っていましたが、実際に息子と都内を移動してみて、何も言わなくてもたくさんの人が助けてくれて、日本の子連れに対するイメージがガラッと変わりました。地下鉄の乗り換えで階段しかなくて困っていたら、親切な人が数人ベビーカーを持ってくれたり、電車内で息子がぐずったら、周りの人があやしてくれたり、本当に助かりました。

息子との二人きりでの日本里帰り。たくさんの周りの人の優しさを感じた滞在でした。