バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

青い空の下で

ある日の午後、息子といつものように公園で遊んでいた時のこと。ふと空を見上げると、こんなに綺麗な青でした。

f:id:Barna:20200808151018j:image

流産後、ずっと浮かない日々が続いていたけれど、「まぁいっか。息子がいるんだし」なんて、今あるものにフォーカスできたのもこの空のおかげ。

すこーしずつ、トンネルの先にある光が見え始めたような気がしました。

流産後の落ち込む日々の過ごし方

流産後でホルモンバランスが崩れているせいか、なんとなく気落ちしている日が続いています。きっと時間が解決してくれるとは思いますが、今は流産した直後だから、落ち込んでも当たり前。なんとか自分を励ましながら過ごしています。

流産がわかってから、お寿司などの生魚、生ハム、お酒など妊娠中では食べれないもの、飲めないものを意識しながら(?)摂取しています。あの時食べていればよかったぁ〜なんて後悔しないよう、不妊治療が始まる1ヶ月ちょっとの間、楽しみたいと思います。
f:id:Barna:20200806033523j:image

暗闇から抜け出せるのも時間の問題。凍結胚、しかも胚盤胞だから妊娠率も高いし、息子も無事に生まれているんだから、心配することは何もない!と自分を励ましつつも、二人目妊娠している妊婦さんを街で見かけると、悲しくなるのも事実。

そんな中、久しぶりに過去に書いた日記を読み返しました。2回の人工授精後に生理が来て泣いてしまったこと、今では懐かしく思います。

1回目の人工授精失敗の記事↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

2回目の人工授精失敗の記事↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

いつの日か、今書いている流産の記事を笑って読める日が来ることを想いながら、今は息子とのべったり時間を楽しもうと思います。

流産後の採血結果を持っての診察

2回受けたhCG値を見る血液検査の結果を持って、婦人科の先生の診察を受けました。

2回の採血の結果はこちら↓

1回目:64,31

f:id:Barna:20200729153823p:plain

2回目:12,66

f:id:Barna:20200803150838p:plain

私が予想していたように、生理が2回来るのを待ってから凍結胚盤胞移植を始めた方がいいと言われたので、また待つ日々が始まりますが、実際に生理管理アプリを見たら2回目の生理が来るのは9月中旬ごろ。凍結胚盤胞移植の準備は生理2日目から始まるので、2回目の生理が来たらすぐに不妊治療開始、そう考えたらそこまで待つこともないので少し気分が楽になりました。

ただ、婦人科の先生が一番気にしていたのは、私の帝王切開の傷口。不妊治療を始める前に一度大きな病院で3Dエコーをして詳しく診た方がいいということで、診察予約をしてもらいました。最初のお産が(緊急)帝王切開だったので、次のお産もおそらく(予定)帝王切開になるのかなと思いますが、エコーで特に何も異常が見つからなければいいのですが...。

流産後の2回目の採血の結果

流産確定の直後に採血を受けて出たhCG値は、64,31でした。

その時の様子はこちら↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

そして、婦人科医の指示通り、診察の3日後に再度採血しhCG値を調べると、12,66。無事に下がっているのでほっとしました。

血液検査の結果↓

f:id:Barna:20200803150838p:plain

あとは明日の婦人科医の診察を待つのみ。生理を何回待てば不妊治療が始められるのか、詳しく聞いてこようと思います。

6w 流産確定と採血

妊娠6週のこの日、妊婦になって初めての診察がありました。診察予約をした時は、まさかこの診察で流産が確定されるとは思ってもいませんでしたが...。

診察室に入り婦人科の先生に、妊娠してから不正出血までの経緯を話し、その後エコーで確認。赤ちゃんを包む袋の胎嚢(たいのう)がまだ体内に残っているのでは?と思ったのですが、全くと言っていいほど何もなく、おそらく胎嚢さえも形成されずに今回の妊娠は終わったので、きっと化学流産だったのではないかと思います。

唯一私が妊娠している形跡が残っているのは、hCG値。診察後に受けた採血でのhCG値は、64,31。これ、妊娠4週とかであれば正常値ですが、私の場合妊娠6週なので1万以上なければならず、血液検査からも正常妊娠でないことがわかります。

血液検査の結果↓

f:id:Barna:20200729153823p:plain

先生には、3日後に再度採血してhCG値が下がっているのを確認すると言われました。

2015年に経験した流産は私が妊娠8週の時で、すでに胎嚢と心拍は確認されていたので、流産と言われたときは本当にショックでした。

当時の流産宣告された様子についてはこちら↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

それに比べて今回の流産は子宮内に何も残っていないので、次の妊娠に向けての準備も早そう。婦人科の先生の指示に従って生理を待ち、次の妊娠に向けて体調を整えていこうと思います。

悲しい気持ちももちろんあるけれど、不正出血が始まった時に、これは不正出血どころの量ではなく、間違いなく「生理」だと確信していたところがあったので、診察で流産が確定されても、「あぁやっぱりな」と言う気持ちのほうが強かったです。

今回の流産を通してわかったのは、私たち夫婦にとって「自然妊娠からの出産」は選択肢にないこと。私の体調が整い、医師から許可が出たら、すぐにでも不妊治療始めようと思います。

5w6d 不正出血続く

一向に止まる気配がない出血。これはもう不正出血ではなく、生理なのでは...。

これからお腹にある命が流れてしまう…と考えると悲しくなる一方で、「なるようにしかならない」と考える冷静な自分もいます。

「生まれてくる命は、何があっても生まれてくる」

それを身をもって学んでいるからこそ、現実から目を背けずに向かい合っていきたいと思います。

流産を経験しているからこそ、現代の技術をもっても出血は止められないこと、染色体異常は精子卵子が受精した時点で決まっていること、何より母体のせいではないことを知っているので、こんな状況でも冷静になれる自分がいます。

明日が診察なので、そこで私に何が起こっているのかわかると思います。

心優しい旦那と元気いっぱいの息子が私のそばにいるからこそ、こうして辛い現実を受け止められるのだと思います。

5w5d 不正出血

本日不正出血がありました。

腹痛と腰痛、生理痛のような痛みもあり、これはもしかして流産になってしまうのではないかという不安が拭えません。

明後日、陽性反応が出て初めての診察があるので、そこで赤ちゃんがいるかいないか、流産してしまうのかがわかると思います。2015年に流産をしたときの記憶がよみがえってきて、とても不安だし怖いけれど、2017年に息子を妊娠した時にも不正出血があって、それこそ生理2日目のような不正出血がありましたが、無事私たちの元に生まれてきてくれました。その経験から、どんな状況でも「生まれてくる命は生まれてくる」ことを身をもって学んでいます。

私にできることは、考え込まずに一日一日を過ごすこと。幸い、ミシンで作りたいものが結構あるので、診察までの間はミシンでいろいろ作っていこうと思います。

幼稚園入園前にやること

先日、入園予定の幼稚園からメールがあり、入園前にやるリストが送られてきました。その中の一つが、息子の服や持ち物全てに名前を書くこと。

2018年の保育園入園の際に、息子の名前入りテープは注文してあったのですが、それはアイロンで貼るタイプのもので、さすがにすべての服にテープを貼るのはもったいないし、めんどくさい!ということで、アマゾンで名前スタンプを購入してみました。

f:id:Barna:20200721214634p:plain

f:id:Barna:20200720190528j:image

www.amazon.es

このスタンプのおかげであっという間に名前付け終了!