1月5日の夜は三博士がプレゼントを持ってくる日
スペインでは、1月6日は「東方の三博士の日」でお休みです。
1月5日の夜、キリストの誕生を祝いに東方から三博士(三人の王様)が贈り物を持ってキリストに会いに来た、と聖書に記載されていることが由来だそうです。5日の夜は、スペイン各地で三博士のパレードが行われます。
バルセロナでは5日の夕方ごろ、三人の王様が船に乗って登場。結構本格的な演出です。
スペイン人の子供達にとって、この三博士はまさにサンタクロース的存在。スペインの習慣で、子供達は三博士宛に「クリスマスプレゼントにこれが欲しい」と手紙を書きます(そして、パパママはその手紙を読んで子供の欲しいプレゼントを購入)。良い子にしていたら手紙に書いていたプレゼントがもらえ、良い子にしていなかった子には石炭が届けられるとされています。
三博士はバルセロナに到着後、毎年恒例のパレードを行います。例えるならば、ディズニーランドのパレードのような感じ。
三博士は飴を投げながらバルセロナ市内をパレード。子供達は本物の三博士を見て興奮し、ドキドキしながら手紙を渡すのです。
正直、何年もバルセロナに住んでいると、子供がいない私たち夫婦にとっては毎年寒い中パレードを見る気力も興味も薄れてきてますが(なのでテレビで見てるだけ)、来年のパレードの時期(2018年1月5日)にはもしかしたら赤子を抱きながら、もしくはお腹の中に赤ちゃんがいる状態で見ているのかもしれないと想像して、なんだか心が温かくなりました。