バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

保育園選び:公立保育園か私立保育園か

仕事復帰を考えていた私は、妊婦の時から保育園見学をしていました。公立保育園、私立保育園ともに訪ねて園内を見せてもらいました(公立は基本、決まった日にちでないと園内見学できません)。

公立保育園の入園手続きが始まるのは毎年5月ごろで、入園は9月から。4月に保育園に通い始めた息子は、必然的に私立保育園の選択肢しかなかったわけですが、9月以降同じ保育園に通わせるか、それとも公立に通わせるか。迷った末、私たちは同じ私立保育園に通わせることにしました。理由は、園児の数。詳しくはこちらの記事を↓

barcelona-funinchiryo.hatenablog.com

公立保育園は二つのタイプがあり、カタルーニャ政府運営(Generalitat)の保育園と市立(municipal)の保育園。保育料が安いのはカタルーニャ政府運営の保育園で、私が見学に行った時は1ヶ月120ユーロほどと言われ、一方の市立保育園は160ユーロ。息子の私立保育園は午前中だけなら190€で、1日なら210€。

大きな違いは、なんといっても保育園の閉まる時期。カタルーニャ政府運営保育園は9月中旬に始まり、6月末には閉まります…なので約3ヶ月保育園がないことになります…????…そんなの保育園と言わないのでは?とツッコミどころ満載ですが、まぁおいといて、市立保育園はというと、9月初旬に始まり、7月下旬に閉まります。うちの息子が通う私立保育園も8月は閉まるので、8月閉まるのはどこの保育園も同じようです。

保育園の時間割は、カタルーニャ政府運営保育園と市立保育園は9時から12時、15時から17時までです。息子の保育園は8:45から13:15まで、15時から17時半までで、預かり時間が長いのは私立保育園。

保育園でご飯を食べるか食べないでまた費用も変わってくるのですが、お弁当持参なら一日いくら、ケータリングを利用するなら一日大人と同じくらいの定食料金を払うことになります。この費用には、食事を与える人の人件費も含まれているらしいからしょうがないとしても、一日7ユーロx1ヶ月(20日)=食費月140ユーロはかなり高い。お弁当持ちなら、私が見に行った市立保育園は1日5ユーロ、息子の私立保育園は3ユーロとなぜか私立のほうが安いという。私が見学に行ったカタルーニャ政府運営保育園はお弁当持ちは受け入れてなくて、みんな食堂で食べるようになっていると言われました(費用は確か1ヶ月100€)。

保育園の費用は、総合的に考えると、一概に市立の保育園が安いとは言えないことがよく分かると思います。息子は現在午前中保育&お弁当持参なので、私立保育園にもかかわらず、ほとんど市立保育園と費用は変わりません。

息子の保育園では、2ヶ月に一回くらいのペースでUSBで保育園で撮った写真を渡してくれます。保育園の行事やイベントなどの写真で、我が子が楽しんでいるのを見ると、この保育園に通わせてよかったと思っています。同僚の娘ちゃんも私立の保育園に通っていますが、そこではUSBで写真はくれないようなので、保育園によると思います。

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