バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

D12 息子の発熱+ 黄体ホルモン使用開始

凍結胚盤胞移植日まで残り5日。

そんなタイミングで息子が嘔吐、熱を出しました...もしやコロナ!?...と冷や汗。しかも、その日の夜からウトロゲスタン(黄体ホルモン)腟用カプセル使用開始(1日3回、8時間毎)。移植に向けて準備しても、息子がコロナ感染、私は濃厚接触者となって隔離...移植どころじゃなーーーい!とまだ起こってもいない現実を想像しパニックになりましたが、翌日息子はすっかりよくなっていて、安堵しました。

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ウトロゲスタンを使用してからさらに体調の変化を感じ、きっとホルモン剤がばんばん体に入ってきて、妊娠に備えているんだなと感じます。息子の相手をしながらの不妊治療、無理せず休める時は休んで臨みたいと思います。

まずは無事に移植日を迎えたいです。

二人目不妊治療:D10 診察日+移植日決定

生理10日目、生理後2回目の診察でした。

全て順調とのことで、生理17日目にあたる2021年6月2日(水)に待ちに待った凍結胚盤胞移植が行われるとのこと。その前日に診察が入り、そこで黄体ホルモンの値を見るために採血が行われるとのこと。また、生理12日目の夜からウトロゲスタンを使用するようにとの指示を受けました。診察室を出てからは、受付の人に移植日の48時間以内にコロナウイルスの抗原・抗体検査を受けることを説明され、移植日前日の診察時間を予約し、不妊治療病院を後にしました。

着実に二人目妊娠に向けて進んできました。

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二人目不妊治療:D5 診察日

生理5日目、生理後初めての診察でした。

特に問題なしということで、次の診察は生理10日目。引き続きホルモン剤を8時間毎に服用です。次回の診察で、おそらく凍結胚盤胞移植日がわかるとのこと。予定では平日の昼頃を予定。幸いなことに、息子は日中幼稚園に通っているので、息子の預け先とかいちいち気にしなくていいのが救い。

息子を妊娠した当時は二人目のことを考える余裕なんてなかったけれど、時が経って改めて、凍結胚があってよかったと4年前の自分に感謝。自己注射とか頑張ったな、あの時の自分。

次回の診察が楽しみです。

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息子(3歳半)初めての遠足

先日、息子にとって初めてとなる牧場への遠足がありました。遠足に向けて、幼稚園では牧場にいる動物の名前や牧場にまつわるアクティビティなどをやっていたよう。おうちでも、牧場の絵本を見ながらどんな動物がいるのか一緒に話したりしました。そして私が一番気になっていたこと、それは...

息子の行く牧場にラクター🚜があるかどうか。

牧場の絵本を読んでいても、乗り物大好き息子は動物よりもトラクターの絵があるページに進みたがり、牧場=トラクターになってるので、これは一度幼稚園の先生にトラクターの有無を聞いておかないと、万が一トラクターなかったら、牧場行ってもがっかりして帰ってきそう...ということで聞いてみると、、、結果、トラクターはない!とのこと。あぁー聞いておいてよかったぁー。

それから毎日「幼稚園のお友達と行く牧場には、トラクターないんだって」と絵本を読みながら伝えた結果、息子は幼稚園の先生に「A la granja, no hi ha tractors(牧場にトラクターない)」と言ったと先生が笑いながら私に教えてくれました。

遠足当日は、牧場行く途中にまさかのトラクターに遭遇という嬉しいサプライズがあったようで、息子は「ママ、トラクターあった!」と喜んで報告してくれました。

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二人目不妊治療 D4 ホルモン剤の副作用

ホルモン剤服用から3日が経ちましたが、まだ頭痛や感情の起伏が激しくなるなどの副作用は感じていて、なんだか元気が出ないというか、やる気が起きないというか。まぁそれも想定内なので、なんとかやっていくしかないのですが。ホルモン剤の副作用として言われたのは、

-軽度の頭痛

-感情の起伏が激しくなる

-胸の張りや痛み

-下腹部の軽度の痛み

-むくみ

-おりものの量が増える

-吐き気

-嘔吐

などです。明日は不妊治療センターでの診察。やっと本格的に病院通いが始まります。

二人目不妊治療:D2 ホルモン剤服用開始

本日生理2日目、今日から1日3錠ホルモン剤の服用開始です。久しぶりに鎮痛剤以外の薬を飲むので、やはり副作用は感じていて、主なのが頭痛、吐き気といったところ。

これから妊娠10週まで服用するので、飲み忘れがないように気をつけなければ...携帯のアラームを早速オンにして、毎日がんばります!注射がないだけ、楽だと思わなければ!

まずは、去年買ったホルモン剤のProgyluton(プロギルトン)が二箱手元にあるので、それを飲み切ってから、

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先日アンドラでオンライン購入したProgynova(プロギノバ)を服用することにしました(成分は同じなので問題ないと先生にも確認済み)。

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去年からずっと夢見ていた不妊治療再開の日、それがやっと現実のものとなりました。不妊治療を始めたからといって、すぐに妊娠、出産に繋がるとは限らないけれど、それでもこうやって進めたことを、心から嬉しく思います。

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がんばれ、自分!

「コロナワクチン打てます」の連絡が...

二人目不妊治療に向けて生理を待っている中、生理予定日4日前にカタルーニャ州政府から、

「バルナさん、コロナワクチン接種対象者になりました。日付を選んでください」とのSMSが...。なんというバッドタイミング...

下記の記事にも書きましたが、2回目のコロナワクチン接種から1ヶ月待たないと不妊治療は始められないので、まだ1回目も打っていない私は、結局ワクチンは打たずに不妊治療を再開することにしました。

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本当にワクチンを打たないで不妊治療を始めていいのか、何かあった場合、どうするのか?ワクチン打って、2ヶ月待って不妊治療再開すればいいだけの話ではないのか?と、自分の気持ちに対する否定意見が勝手に頭に思い浮かんでしまいますが、やっと現実できそうな「第二子妊娠・出産」という夢。周りがどう考えるのかではなく、自分の気持ちに正直になって、二人目妊娠に向けて進んでいければと思います。

二人目不妊治療:アンドラで薬を買う

現在スペイン国内において、凍結胚移植の準備のためのお薬、Progyluton(プロギルトン)の在庫がないので(それに関する記事はこちら)、2017年息子を妊娠した際に薬を購入した隣国、アンドラの薬局で今回もオンライン購入することにしました。

2017年にアンドラで薬を買った時の記事はこちら(この記事を書いてから4年が経ったとは...)↓

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2017年の時と明らかに違うのは、Progynova(プロギノバ)の値段が安くなっていたこと。

2021年現在: プロギノバ(Progynova) 2mg 30錠 9,20ユーロ

→1錠0.30ユーロ

2017年:プロギノバ(Progynova) 2mg 60錠 28, 50ユーロ 

→1錠0.48ユーロ

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たった18セントの違いではありますが、これ妊娠10週まで毎日3錠服用なので、合計するとかなりの差になります。

また、2017年同様、妊娠10週まで使用する腟用カプセル、Utrogestan(ウトロゲスタン)も一緒に購入しました。それも少しだけですが、2017年より安く購入できました。

2021年現在:ウトロゲスタン 200mg 45カプセル 20,97ユーロ

2017年: ウトロゲスタン 200mg 45カプセル 21,69ユーロ

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アンドラから自宅までの送料は18ユーロ。高いかな?と思いましたが、スペイン国内で薬を購入した場合の総額と比べたら、送料払っても安く済みます。スペインで不妊治療を考えている方は、アンドラでの薬購入考えてみてください。

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