バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

1m0d 生後1ヶ月

今日で娘は、無事に生後1ヶ月を迎えました。

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昨夜は、2回ほど2時間半まとまって寝てくれたので、私もゆっくり休むことができました。睡眠が取れるだけで、こんなにも気持ちの余裕が違うとは。

母乳育児も少しずつ軌道に乗ってきて、まだ乳頭保護器を使用していますが、以前より乳頭の痛みは軽減されました。何度となく母乳育児を止めようと思いましたが、周りのサポートのおかげで今でも娘におっぱいをあげることができています。

私がおやつで生クリーム入りのロールケーキを食べた日から、娘の様子が明らかに変化し、それから2日間娘は消化不良で苦しそうでした。母乳育児の時は基本何でも食べていいと言われていますが、当分は脂肪分の多いもの、そして乳製品の摂取は控えようと思います。夜の4時間連続ギャン泣きはもうゴメンです…

 

 

0m28d 生後4週間

昨日で新生児期が終了し、今日で生後4週間。

楽しむなんてもってのほか、とにかく時間が過ぎるのをひたすら望んで、娘のお世話をしている自分がいます。

娘は、息子に比べて寝る方なので多少は私も寝られていますが、それでも夜中に何度も起こされると発狂したくなるし、もう無理だぁーと叫びたくもなります。旦那は息子のお世話メインで、しかも完母なので母親の私しか授乳できないとなると、娘の面倒はほぼ私が見ることになります。

あんなに二人目を望んでいたのに、いざ生まれてくると、小さい子のお世話は大変だったことを思い出し、あぁ早く大きくなってーと願う日々。

育児を「楽しむ」ってどういうこと?いつになったらそんな日が来るのか。娘が生まれる前は、毎晩息子に日本語で絵本を読んでいましたが、今はまず体力的に不可能で、旦那がカタルーニャ語で絵本読んでいます。息子の日本語力がどんどん落ちている気がして焦りますが、こればかりは仕方がない。娘が大きくなって少し落ち着いたら、また息子に絵本を読んであげたい、そんな日常が戻ってくるのを願って、今は娘のお世話一生懸命やろうと思います。

お疲れ、自分!

0m13d 生後13日

娘が生まれてほぼ2週間が経ちました。

ここ数日、娘は夜に最高4時間以上寝ずに泣いてる日があり、精神おかしくなりそうでしたが、授乳の際に、空気もたくさん飲み込んでいることがわかり、ゲップをさせたり、お腹のマッサージをすることで、夜のギャン泣きを少し抑えることができました。また、息子の寝かしつけでやっていた添い乳は、娘には合わないようで、むしろ普通に横抱きで授乳すれば寝てくれるという。息子の時は横抱きで授乳しても寝てくれなかったので、ちょっとびっくり。

母乳育児はまだ軌道に乗ってるとは言いにくく、乳頭の痛みがあり、ニップルシールド付けて授乳しています。乳首の痛みでもう授乳続けられない!!と何度も思いましたが、周りのサポートやアドバイスを受けて、なんとかまだ続けています。

ちょっと産後うつっぽい症状が出てきているので、近いうち心療内科の先生の診察を受ける予定です。

息子は妹の誕生をとても喜んでくれて、妹が泣いていると、ダッシュして駆けつけてくれます。頼もしいお兄ちゃんに成長中です。

今はとにかく時が経って、娘が成長してくれればと願っている自分がいます。周りには、この時期を楽しめと言われるけれど、そんな余裕まずありません。生き延びるだけで精一杯。

二人目妊娠 38w4d 予定帝王切開のはずが、緊急帝王切開に

9/25、朝5時に目を覚ましてから、生理痛のような痛み。これは前駆陣痛なのか、本陣痛なのか、でも確かに痛みは生理痛に似ている。アプリで陣痛のペースを見てもまばらだけれど、私の場合、陣痛がひどくなる前に帝王切開を受けないといけない身なので、もしもの時を考えて、午前7時頃には、上の子を預ける友人たちに「帝王切開が早まる可能性がある」ことを連絡。主人にも、おそらく今日生まれるだろうと、根拠はないけれど、私の母親の勘がそう言っていることを伝え、そこから息子が8:30に起きるまでの間、私と主人の荷物チェック、息子を預ける際の息子の荷物の最終チェックなどをして、11:30に息子を友人宅に預け、病院に向かった。

病院ではノンストレステストを受け、確かに陣痛があり、子宮口が指3つ分開いていることが確認され、入院が確定。そのままPCR検査を受け、陰性結果が出た15:00頃手術室に入りました。

硬膜外麻酔後、5年前の帝王切開で経験したすべての恐ろしい工程が待っているかと思うと怖くなり、手術台に寝かされ、手術の準備が淡々と行われる中、その状況に怖くなって、涙が溢れてきました。主人が手術室に入ってきてからは、安堵感からまた涙。

16:04に娘が取り出されて、産声を聞いたときは「ん?なんか小動物の鳴き声?」と思いましたが、その後赤ちゃんの声に変わり、誕生してくれた嬉しさで涙が出てきました。

その後は帝王切開の傷口が縫われ、すぐに怒涛の産後。帝王切開から18時間後には、歩行を開始するよう言われ、トイレも自力、その後シャワーも一人で浴び、術後直後から母子同室で授乳開始。

五年前の辛い記憶が蘇ってきて、あぁもう無理だと思う瞬間もありましたが、息子の時に鍛えられた育児力、蓄えた知識のお陰で、本当は3泊のところを、2泊にしてもらい、帝王切開から約48時間後には退院手続きをすることができました。

なんと言っても、息子に比べて娘は手がかからない。息子の時は、お腹にガスが溜まって、それがうまく出せないが故に、泣き止まなかった息子でしたが、二人目は、お腹マッサージをすれば、高い確率でうんちやオナラをしてくれて、その後またおっぱいあげれば寝てくれるので、私も軽く睡眠が取れます。睡眠が取れれば、ハードな新生児のお世話もなんとか乗り切れます。

まだまだ始まったばかりの二人育児。とにかく睡眠をとれる時にとって、このサバイバルを乗り切ります。

二人目妊娠 38w3d 前駆陣痛続く

ここ数日、前駆陣痛が多く感じられ、私も主人もこのまま本陣痛になって予定帝王切開から緊急帝王切開になってしまうのではとヒヤヒヤしていますが、少しずつ和らいでいるようにも思います。あと3日で予定帝王切開となるので、それまでお腹の子にはこのままお腹にいてほしい。

予定帝王切開の入院手続きは14時半。主人は私に付き添う形なので、午後は息子の同じクラスの幼稚園のお友達家族が息子を迎えに行って、そのままその家族のおうちで息子は2泊過ごす予定(幼稚園の送り迎えも全て頼んでいます)。帝王切開での入院は72時間ということなので、入院3泊目は主人が息子と家で過ごし、その日の私の付き添いは友人に頼みました。私たち夫婦に頼れる家族が身近にいないことから、周りの人がとても親切に手を差し伸べてくれて、今回のお産を迎えることができます。本当に感謝感謝です。

二人目妊娠 38w0d:妊婦健診とノンストレステスト(NST)

38週(最後の生理日から数えると「37w5d」となりますが、私の場合、正確には+2日となるとのことで、今から+2日でカウントします)のこの日、初めてノンストレステスト(NST)を受けました。お腹の赤ちゃんはよく動くし、それに合わせて不規則な陣痛も来ていました。前駆陣痛で、子宮口も閉まっているから大丈夫だろうけれど、もし仮に、予定帝王切開前に規則的な陣痛が来た場合には、すぐに入院手続きするように言われました。

主人も私もちょっと不安に...。二人目のお産とあって、一人目の預け先を考えたりする上で、できれば帝王切開を予定している日にお産があると助かるのだけれど、まぁそればかりは赤ちゃんの都合に合わせるしかありません。

予定帝王切開まで、あと6日。赤ちゃんはお腹でじっとしててくれるかな。。。

二人目妊娠 37w3d: 出産する病院での出産前診察

37w3dのこの日、出産予定の病院で助産師の診察を受けてきました。

といっても、私の今までの血液検査やエコーの結果、病歴などを病院のコンピューターに入力していくというもの。それが終わると質疑応答の時間。帝王切開の場合は72時間の入院になること、病室に同伴者は1人だけど、コロナ禍の時とは違って入れ違いで人が変わってもいいということ、病室は一人部屋で、私のベッドに赤ちゃんを寝かせて添い寝しながらおっぱいをあげていいこともわかり、ほっとしました。

予定帝王切開まで残り1週間。無事に迎えられますように。

二人目妊娠 37w0d 凍結胚廃棄手続きで不妊治療の病院へ

正産期を迎えたこの日、不妊治療の病院に行って、凍結胚の廃棄手続きをしてきました。私と主人二人で行く必要があり、なおかつ医師の診察を受ける必要があるとのこと。

診察時間に病院に行き、まずはお世話になった先生から廃棄手続きの説明を受けました。その後、私の身体的状況では3回目の妊娠が不可能であることが書かれた医師からの報告書2枚を提出して、廃棄手続き書類にサインしました。手続きは15分ほどで終わり、無事に廃棄手続き完了。

年間300ユーロ(約43000円)の凍結胚保管料を2017年から払っていましたが、今年2022年をもって区切りをつけることができました。

私たち夫婦の「繁殖期(笑)」が、これにて終了。あとは娘が生まれてくるのを待つのみです。