バルセロナで不妊治療(人工授精・体外受精)後の妊娠・出産・子育て記録

スペインのバルセロナで体験した自然妊娠、稽留流産、不妊治療(人工授精・体外受精)、妊娠、出産後の子育てについて語っています。2017年10月に男児を出産(体外受精)。2022年9月に第二子出産(自然妊娠)。

2017年の凍結胚盤胞移植のまとめ

息子を妊娠した時(2017年)の凍結胚盤胞移植の記憶が曖昧なので、この機会にまとめてみることにしました。

D2(生理2日目):Progynova(プロギノバ)の服用開始  ※妊娠8週まで服用継続

D4:診察

D9:診察+移植日決定

D13:診察

D14:ウトロゲスタン挿入開始

D18:移植日 BT(胚盤胞移植)0

ということで、実際に病院に行って診察を受けたのは4回程度だったことがわかり、ホッ。二人目の不妊治療で気になるのは、やはり診察の回数。できれば息子との時間に影響出さずに治療を進めたいと思っていたので、凍結胚残っていて本当によかったです。

よくやった、昔の自分!

 

写真:2017年に移植された凍結胚盤胞(息子の原形)

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二人目不妊治療:凍結胚盤胞移植で処方された薬

凍結胚盤胞移植に向けて処方されたお薬はProgyluton(プロギルトン)とUtrogestan(ウトロゲスタン)というお薬。Utrogestan(ウトロゲスタン)については過去に記事を書いているので、今回はProgyluton(プロギルトン)について書きます。

Progyluton(プロギルトン)は21錠入りですが、服用するのは白い錠剤(11錠)のみで8時間ごとに1錠、1日に3錠服用。

Progyluton 白い錠剤(11錠) 2,95ユーロ

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まずびっくりしたのが、薬の値段...安っ!!安すぎる!!(嬉しい〜!)

息子を妊娠する時(2017年)の移植準備で飲んだProgynova(プロギノバ)は、20錠で17,17ユーロ、1日6錠服用でした。

Progynova(プロギノバ)についてはこちら↓

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ということで1日にかかる薬代を比較すると、

今回飲む薬:Progyluton(プロギルトン) 1日 0,78ユーロ

2017年の薬:Progynova(プロギノバ)  1日 5,1ユーロ

こんなにも値段に差があるとは...

もしスペインで不妊治療をしている方で、Progynova(プロギノバ)の服用を指示された方がいたら「Progyluton(プロギルトン)ではダメですか?」と聞いてみてください。なんせこのお薬、(おそらく)妊娠8週まで服用するので、費用を抑えられるならそれに越したことはありません。

 

二人目不妊治療:第1回診察

コロナウイルスの影響でスペインが3月中旬に非常事態宣言を出し、予約していた不妊治療センターの診察が延期。3ヶ月経ってやーーーーと診察を受けることができました。

 診察が延期になった時の様子はこちらから↓

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診察では、凍結胚が現在いくつあるかを確認して、次の生理がいつ来るか、その後エコーを受けて終了。 ホルモン補充用の薬の説明を受けて、必要な書類をもらって不妊治療センターを後にしました。

息子を妊娠した時と明らかに違うのは、凍結胚移植の48時間前にPCR検査を受けること。不妊治療センターで受ければ100€、自宅付近のラボラトリーで受ければ118€。ただ、私立保険(mútua)でカバーできれば無料なので、そのうち問い合わせしてみようと思います。

家に帰ってからもらった書類すべに目を通して、私も旦那もサインして準備完了。

あとは生理が来るのを待つのみ。

幼稚園(P3)の結果発表

つ、ついに我が子の幼稚園が決まりました。

結果発表前日の様子はこちらから↓

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本日、無事に第一希望の公立幼稚園に入園することが決まりました。コロナの影響前に唯一見学できた公立の幼稚園で、すぐに夫婦ともにここがいい!と思った場所に息子を入れられるのは本当に嬉しい。 定員枠44の中、43番目ギリギリで入園することができました。倍率で言えば6,4倍!?という驚異の激戦校でしたが、1年分いや数年分の運を使って、見事にゲットできました!

これで心置きなく不妊治療始められそうです。

二人目不妊治療:診察日予約&旦那の感染症検査

二人目の不妊治療に向けて、いろいろと動き出しました。

まずは診察日が決定。7月8日。

コロナウイルスの影響で3月に受けるはずだった診察が延期になり、やっと受けられます。

当時の様子はこちら↓

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不妊治療を始めるなら息子の幼稚園の入園先がわかってから、と個人的に決めていました(公立校か私立校によって教育費も違ってくるので、今後の出費を知った上で不妊治療を始めたくて)。それがわかるのが7月7日。で、たまたま不妊治療センターから提案された診察日が7月7日というシンクロが起き、びっくり(結局7日は時間的に厳しかったので、翌日の8日に診察をお願いしました)。

そして、不妊治療を始めるにあたって必要だった旦那の感染症検査(採血)も無事終了。私よりも2週間遅く実施...やることがおそいんじゃ〜!!!と叫びたくなる気持ちをぐっと押し殺し、「不妊治療、7月7日以降に始めるって決めてるからなるべく早く検査受けてねー」とさりげなく呟く日々。そしてやっと、重い腰を上げて検査に行ってくれました。

これで無事に二人目妊娠に向けて、不妊治療始められそうです。

公園で知り合った家族との共通点

昨日息子と公園に行ったら、ある家族がすでに遊んでいました。上が男の子と下が女の子の4人家族。

息子が子供たちと遊び始めたのでその子たちの母親に話しかけてみると、男の子は4歳、女の子は1歳半だそう。で、ふと「上の子はどの学校に行ってるの?」と聞いてみると、「A幼稚園」と私達が希望している公立校の名前が出てきてびっくり。しかも私たちと同じように30ポイントしかなく、ギリギリ入れたとのこと。

現在男の子はA幼稚園の年少クラス(スペイン語では"ペー・トレス=P3")に通っているとのことで、うまくいけば息子が今年の9月から通うクラス。実は色々聞きたいことがあったので、実際に通っている子の母親から話が聞けてよかったです。特におむつのこと。スペインでは通常幼稚園に入るまでにおむつを取るのが普通というか強制的な感じがするのですが、息子の場合は早生まれだし、いまだにうんちしても教えてくれなかったりするので、これはまだおむつ取れないから幼稚園始まったらどうしようと思っていたのですが、「うちの息子も幼稚園通い始めの時は、まだおむつ外れていなかったけど、特に問題なかった」と聞き、一気に不安がなくなりました。

あとは7月7日に発表される入学者リストの結果を待つのみ。

 

二人目不妊治療:私の感染症検査

「二人目がほしいなぁ」と漠然と考えるようになったのが今年(2020年)に入ってからで、不妊治療を再開しようと思ったのが3月頃。凍結胚移植費用の問い合わせを病院にしたのもその頃でした。

その時の記事はこちら↓

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ただその時は、3月下旬に日本への里帰りを予定していたので、妊娠するならそれ以降かなと思い、とりあえず日本へ行く前に凍結胚移植の流れを聞いてこようと診察予約をしました。が、コロナの影響で日本行きも病院での診察もキャンセルに...(涙)。

その時の詳細はこちら↓

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その後、不妊治療センターの先生と直接電話で話すことができ、不妊治療を始めるなら「断乳をした方がいい」と言われて、断乳を決意(当初の予定では日本行きを終えたら断乳と思っていたので、日本行きがキャンセルになり機会を逃していた)。

詳細はこちら↓

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幸い、夜間断乳後に息子自らおっぱいを卒業してくれたので、息子も私も苦しむことなく授乳生活を終えることができました。ただ、卒乳直後の生理に少し乱れがあったので、先生には「断乳後すぐに不妊治療ができる」と言われていたけれど、個人的には不妊治療を再開するなら少し様子を見てからの方がいいなと思いました。

そして現在、生理周期も安定し、そろそろ本格的に不妊治療を再開していいのでは?と思うようになりました。

不妊治療を再開するにあたって必要なのが、私と旦那の感染症検査。息子を妊娠した時に検査を受けているのですが、感染症検査の有効期限は2年。また、凍結胚を使用するので旦那の感染症検査は必要ないのでは?と思うのですが、カップル二人の再検査が必要ということで、私は一足早く検査を受けてきました。特に異常なし。

あとは旦那が採血に行けば、不妊治療再開で必要な検査が揃います。二人目妊娠に向けて、少し前進できた気がして嬉しいです。

授乳生活を終えてはじめにやること

授乳生活を終えてはじめにやることといったら、

やっぱり飲酒でしょ。

ってことで、レモンビール(ビールをレモンソーダで割ったもの)とティント-デ-ベラノ(赤ワインをソーダで割ったもの)を買ってきました。

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2017年2月に妊娠(凍結融解胚盤胞移植)してから、現在まで実に3年以上お酒を飲んでいなかったので楽しみにしていたのですが、飲んでみて気づいたのは、

お酒がなくても生きていけるということ。

飲んだ翌日、なんだか体がだるいというかうまく休めてない感があって、これじゃ息子との時間を十分に楽しめない、だったら飲まなくてもいいや、というのが正直なところ。

お酒がなくても生きていけるとわかっただけでも、今回飲んでよかったです。